観光功労にトライ実行委/県民運動推進協
【那覇支社】めんそーれ県民運動推進協議会(会長・仲井真弘多知事)は「観光の日」の1日、観光振興に多大な貢献をしたとして、宮古島トライアスロン実行委員会(会長・下地敏彦市長)など県内7団体5個人を観光功労者として表彰した。同日、那覇市内のホテルで行われた沖縄観光を県民一体となって盛り上げる「観光月間キックオフナイト」で紹介された。
表彰された同実行委員会は、トライアスロン大会の開催を通してスポーツアイランドの島として宮古島を世界に発信。地元ボランティアの総数も延べ14万人を超えるなど、島民総出の一大イベントとして発展させた功績が高く評価された。
同実行委員会競技委員長で宮古島市体育協会の長浜博文会長は「地域の活性化を目標にこのイベントを開催した結果、宮古島の知名度もアップし観光振興にもつながった。今は観光客も40万人を超した。これを機に、宮古島の大事な財産として、原点と初心に戻って住民一丸となり大会に取り組みたい」と喜びを語った。
キックオフナイトには県内の観光・ホテル業や旅行会社、航空会社、行政機関など各種企業・団体から約400人が参加した。
仲井真知事は「沖縄の観光産業を支えている皆さんに感謝の気持ち伝え、観光月間を盛り上げるために開いた。今後とも沖縄の経済発展と国際交流に貢献してほしい」と期待した。
県ホテル旅館生活衛生同業組合の宮里一郎理事長が乾杯の音頭を行った。
県は本土の関東、関西地方などで沖縄観光・旅行関係者への「感謝の夕べ」を実施しているが、沖縄版としては初めての開催。