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政治・行政 社会・全般
2014年8月16日(土)9:00

注意喚起看板を設置/宮古島署

砂山ビーチ事故受け
潮流、海底の調査を提言/市水難事故防止協


観光客らは宮古島署が設置した注意喚起の看板を注意深く読んでいた=15日、砂山ビーチ入口

観光客らは宮古島署が設置した注意喚起の看板を注意深く読んでいた=15日、砂山ビーチ入口

 砂山ビーチで7、8月に観光客が連続して4人死亡した事故を受け、市水難事故防止推進協議会(会長・下地敏彦市長)は15日、緊急の対策会議を市平良庁舎で開催した。再発防止に向け、同ビーチ入口に観光客らに注意を喚起する看板を設置する。また、潮流、海底の調査実施の提言もあった。

 会議には市観光課、都市計画課、県、宮古島署や宮古島海上保安署など関係機関から約20人が出席した。看板設置の予算は市の予備費で充当し、文言は宮古島署など関係機関の案を元に、同協議会が決定する。看板は市と協議会の連名で設置することも確認された。

 同理事会の理事長を務める、市生活環境部の平良哲則部長は「砂山ビーチの潮の流れや海底の調査を実施し、危険地点の隔離も必要ではないか」と提言した。

 また、宮古島署地域課の高吉秀行課長が当面の対策として「水難事故発生。砂山ビーチは急に深みになっている。十分注意してほしい」などと書かれた看板をこの日、同ビーチ入口に設置したことを報告した。

 観光客らに人気があるビーチなので、監視員の配置はできないかなどの意見も出たが、同ビーチは海水浴場ではないため、配置は検討されていないことが報告された。

 また、救命用の浮き輪の設置などの提言もされた。

 会議ではこのほか、パイナガマビーチでのサメ目撃情報について、サメなどの大型の海洋危険生物の目撃情報などは、宮古島署が通報を受けることが確認された。


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