本番向け合同で練習/第2回夢ステージ
3地区の出演者60人
宮古地区、南風原高校郷土芸能部、八重山地区の児童生徒たち60人が19日、国立劇場おきなわで1月に開催予定の第2回「夢ステージ」に向け合宿を行い、本番に備えた。合同練習は18、19日の2日間行われた。
参加したのは宮古地区と八重山地区のオーディションの合格者や推薦を受けた子供たちと、南風原高校郷土芸能部の生徒。
この日は参加する子供たちが、演目の内容や披露の仕方などについて、ワークショップで話し合った。その後、それぞれの地区の子供たちが、演技を披露した。子供たちの演技を見ながら、今後の稽古の方針などを演出家らが見極めるのも、この合宿の目的の一つ。
参加した下地美夢(平良中1年)は「みんなで練習する機会はめったにない。とても良い経験になった。1月の本番が楽しみ」と話し、演技を披露していた。
この取り組みは、宮古島では「宮古文化芸能社」、八重山地区では「白保企画が、2014年度沖縄活性化・創造発信支援事業を受託して実施している。
この事業は沖縄本島で芸能を学ぶ学生との交流や若手実演家とのワークショップなどの機会を通して、伝統芸能に携わる若手の育成が目的で、県と県文化振興会の支援を受けて実施されている。