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スポーツ
2014年8月21日(木)9:00

世界最速を記録/下地島空港

ソーラーカー時速91㌔/篠塚さん、ギネス認定へ


最速記録を樹立し、ガッツポーズで喜ぶ関係者ら。運転席は篠塚さん=20日、下地島空港

最速記録を樹立し、ガッツポーズで喜ぶ関係者ら。運転席は篠塚さん=20日、下地島空港

 ソーラーカー世界最速記録に挑戦していた「Team SHINOZUKA」(代表兼ドライバー・篠塚建次郎)が20日、下地島空港で時速91・333㌔の世界最速記録を樹立した。22日には同空港でギネス認定員の立ち会いの下、再び走行する。このスピードが時速91・333㌔を上回れば、その段階でギネス記録に認定される。下回った場合でも、20日の記録でギネスに申請し、認定される見通し。

 篠塚さんは「とにかく達成できて良かった。風が強く心配だったが、午前中の試走で手応えがあったので、昼からの本番に自信が付いた。記録樹立は、皆さんの協力のおかげ」と、安堵(あんど)した表情で話した。

 激励に訪れていた下地敏彦市長は「おめでとう。エコアイランド宮古島で、太陽光で最速記録を塗り替えた。この記録を下地島空港で樹立してくれた。この偉業を空港のPR、活性化にもつなげたい」と、今後の空港活用に期待を寄せた。

 午前11時すぎ、本番前に約30分間、下地島空港滑走路と誘導路約6㌔で試走。計測のために定められた500㍍を往復し、スピードを計測した。

 本番の走行は応援や激励に来ていた、宮古工業高校の生徒や、市職員らが見守る中、午後0時20分ごろからスタート。約1時間、コースを周遊しながら加速をつけ、直線500㍍の計測区間を追い風、向かい風で4往復し、それぞれの最速を平均した。

 篠塚さんは「太陽光発電は家庭用のイメージが一般的だが、車も走れることをPRしたい。将来、太陽光だけで走れる車ができれば夢のよう。日本から世界中に究極のエコカーを発信できれば」と、熱い思いを語った。

 この日の下地島空港の正午~午後1時までの風向、風速は南の風9・5~9・3㍍。気温は30・5度だった。


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