団体1種目で全国1位/久松中44位
速読甲子園の中間結果発表/セレブラム
能力開発型予備校セレブラム宮古島校を運営するセレブラム教育システムの新山広明代表は29日、同校で会見を開き、現在開催中の「速読甲子園2014」(主催・日本速脳速読協会)の団体戦第1種目で参加1767校中、1位を獲得したこと、久松中学校は44位と健闘したことなどを発表した。
「速読甲子園」とは、全国の小学1年生以上の速読受講生たちが「速く、深く読み、正確に答える」日本一を競い合う速読・速解力コンテストで、今年10回目を迎える。団体戦は7月から9月の3カ月間で、1カ月ごとに1種目の計3種目に取り組み、各教室上位5人の合計点数を競い合う。昨年はセレブラム宮古島校が総合優勝を果たした。
1種目は、最初に表示された記号配列と同じものを探す速さを競う「全系選択」。セレブラム宮古島校の昨年の第1種目の成績は70位前後だったが、今年は5973点を獲得し、2位を233点上回り1位となった。
同校のほか、速読を授業に取り入れている市内の小中学校9校も同大会に参加。そのうち第1種目の結果が最も上位だったのは久松中学校の44位、次いで上野中学校の84位。3番手は中学校を抑え上野小学校が107位となった。
セレブラム宮古島校から参加の個人成績を見ると、最上位は高校1年生の岡村健太郎君で全国4位。2番手は高校3年生の新里直都君で同11位。3番手は小学6年生ながら同16位となった友利日向君だった。
団体戦のほか、9月には学年別の個人戦も行われる。
新山代表は「励みにしてもらえればと思い、順位を公表した。宮古の子の潜在能力の高さを証明していると思う。個人戦は今からでもエントリーできるので、興味のある人は参加してほしい」と呼び掛けた。
問い合わせはセレブラム宮古島校(電話79・0082)まで。