下地君(西城中)を選出/バスケ・U-14
日本代表入り向け合宿参加
日本バスケットボール協会が若手育成のジュニア強化の一環として行うU-14トップエンデバーの参加選手に西城中学校2年の下地流星君が県内男子で唯一選ばれた。下地君は今月26~28日まで全国から選抜された30人のメンバーと強化合宿に参加する。合宿参加に向け下地君は「合宿ではしっかり声を出して自分の魅力をアピールし、来年のU-15の日本代表メンバーに選ばれるよう頑張りたい」と意気込みを示した。
トップエンデバーとは、文部科学省「スポーツ振興基本計画」および公益財団法人日本オリンピック委員会「JOCゴールドプラン」の競技者育成プログラムに基づいた一貫指導システム。
下地君を含め全国から選出された30人が今回の強化合宿に参加し、実力が認められれば来年、U-15の日本代表に選ばれてドイツで開催予定の国際大会に出場することができる。
今回の選出について下地君は「昨年の九州ブロックエンデバーの時に自分なりにも良いアピールができたと思う。それでメンバーに入ることができたので今回も前回以上の活躍ができるよう頑張りたい」と述べた。
指導に当たる同校バスケットボール部の宮里聡仁監督は「最近はめきめきと力を付けているのが分かるし、成長の速度もかなり速い。また、トップレベルの選手たちとプレーする良い機会なので自分の足りない部分や強みをしっかり確認してさらにレベルアップしてほしい」と話した。
下地君は身長173㌢でポジションはガード。宮里監督によると、身長は小柄な方だがスピードやシュート力、フィジカルの強さが評価されているという。
合宿に向けて下地君は「ガードのポジションだが自分から積極的に一対一を仕掛けて得点を取りに行くプレーが得意なのでその持ち味をしっかりアピールしてきたい」と抱負を述べた。
合宿は26~28日に東京都の味の素ナショナルトレーニングセンターで行われる
また、下地君の活躍を期待する激励会は20日に同校体育館で午後6時から行われる。
宮古からは過去にも、2005年に上野中学校3年の砂川貴哉君がU-15のトップエンデバーに選出されている。