仲間の存在大切に/西辺中職業講話
JTAパイロットらが職業論
西辺中学校(宮國勝也校長)で19日、日本トランスオーシャン航空(JTA)と同校による職業講話が開かれた。講話したJTAパイロットの大貫卓さんは「問題が起きても一人で悩まず、友達に相談することが大切。必ず支えてくれる」と話し、周囲の友人を大切にするよう呼び掛けた。
JTAの地域貢献活動と、同校が取り組むキャリア教育「たまうつ講話」を併合させて開いた。大貫さんのほか、同校卒でJTA整備部門の本村真一郎さん、客室部門の新垣志乃さんの3人が講師を務めた。
計3000時間の飛行経験を持つ大貫さんは、パイロットの魅力と自身が経験してきたことを語った。
大貫さんは「訓練ではつらいこともたくさんあったけど、仲間、同期に支えられた。訓練を通してかけがえのない仲間ができた。この職業を選んで良かったと思っている」と話した。
その上で「皆さんも苦しいことやつらいことを経験する思う。そんなときは一人で悩まず、友達に相談してほしい。解決策を与えてくれる人は必ずいる。そうやって自分の夢をかなえてほしい」と語った。