エコパーク宮古が開館/取り組みの発信拠点
環境学習の利用期待
宮古島市エコアイランドPR館(愛称・エコパーク宮古)の開館式典と祝賀会が8日、下地字上地の同施設で行われ、関係者がテープカットで開館を祝うとともにエコアイランド宮古島で行われている取り組みの発信拠点としての役割に期待を寄せた。式辞で下地敏彦市長は「島内に点在するエコ関連施設を総合的に紹介し、さらに環境学習の拠点施設として市民、観光客、関係者に広く利用され発展することを期待している」と述べた。
同施設は、環境保全への意識啓発や観光振興支援を目的に、地球に優しいエコの島・宮古島の取り組みを発信する拠点として2013年12月に着工。1階建て平屋鉄筋コンクリート造りで面積は約225平方㍍。
総事業費は9980万3880円(一括交付金を活用)。施設内には、事業説明映像や説明パネル、パンフレットなどの展示物が設置されている。
来賓祝辞で真栄城徳彦市議会議長は「市民や観光で訪れる人たちにとってエコアイランド宮古島を学ぶ拠点施設となることを期待している」と述べた。
同施設指定管理者の日本アルコール産業の福水健文副社長も「この施設の指定管理者として効率的に運営し、エコアイランド宮古島を広くPRするために精いっぱい頑張りたい」とあいさつした。
開館式典後には、参加者らによる施設見学も行われ、宮古島で行われているエコに関する取り組みについて学んでいた。
また、祝賀会でも関係者が開館を祝いながらエコアイランド宮古島を広く国内外にPRする発信源となる施設として活用されることに期待を寄せた。