政治・行政
2014年11月12日(水)9:00
塩害影響で枯れ木多い/城辺西東
「防風林の日」ちなみ補植へ/関連行事実行委
2014年度宮古島市「防風林の日」関連行事実行委員会(委員長・市農林水産部村吉順栄部長)が11日、市上野庁舎で行われた。
「防風林の日」にちなみ、宮古島市では21日午後2時から、城辺西東地区を中心に、防風林の補植や施肥などの作業を行うことなど、取り組みについて確認した。
同地区にはヤブツバキやモクタチバナなど4種類の樹種を1700本補植する。現在はテリハボクが約3500本植えられているが、塩害の影響などで枯れている木が多い。
21日は開会式典の後、市、県、宮古森林組合など、関係機関から約100人が参加し作業を行う。
同実行委では、補植する樹種などについて意見が交わされた。
「防風林の日」は11月第4木曜日と県が定めている。台風の常襲地帯である宮古島は、強風や塩害などによる農作物の被害が大きいため、防風林の役割が重要となっている。その重要性を啓蒙することなどを目的に実施される。