東久邇宮文化褒賞を受賞/仲間さん
点字式ごみ袋プレス器作製で
光工業の仲間光吉代表らが11日、市平良庁舎で下地敏彦市長に東久邇宮文化褒賞を受賞したことを報告した。報告には点字方式ゴミ袋ラッキーローズの國仲智江子代表と下地明市議会議員が同席した。
仲間代表は國仲さんからの依頼で、ごみ袋に点字をプレスする手動機械を開発、製作したことが認められ、今回の受賞となった。
下地市長は「障害のある人たちも、社会の一員として頑張れる機会ができたのはとても良いこと。おめでとう」と述べた。
仲間さんは「作ったプレス器が役立って大変うれしい。受賞の知らせを聞いたときは、大変驚いた」と受賞の喜びを語った。
國仲さんは「手作業でやっていたころと比べると、とても楽になり、大量生産を可能にしてくれた」と述べた。
仲間さんはプレス器の試作品から改良を重ね、現在は7台目。このうち6台が稼働している。
褒賞には「プレス器を開発製作し障がい者の雇用拡大に貢献するとともに…中略…障がい者の永続的な雇用維持と生活安定のために積極的に尽力し多くの障がい者に夢と希望を与えた功績及び未来への夢は極めて大きくよってその善行を褒賞された」と記されている。