沖縄4区 仲里、西銘氏が届け出/衆院選公示
新人、前職の一騎打ち/4選挙区に9人立候補
【那覇支社】第47回衆院選が2日公示された。宮古島市や多良間村などを含む沖縄4区には、元県議会議長で新人の仲里利信氏(77)=無所属と、前職の西銘恒三郎氏(60)=自民公認、公明推薦=の2人が届け出、一騎打ちの選挙戦がスタートした。県内の4選挙区には前職7人、元職、新人のそれぞれ1人の計9人が届け出た。投開票は14日。
今選挙の争点は知事選と同様、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設問題や安倍晋三首相の経済政策「アベノミクス」の継続か否かが問われる。
宮古では農業を含む離島振興策や、景気回復、沖縄本島との格差是正などが焦点として位置付けられる。
県選挙管理委員会によると沖縄4区における有権者数(12月1日現在)は▽宮古島市4万2886人▽多良間村877人▽石垣市3万7360人▽糸満市4万5412人▽豊見城市4万5532人▽南城市3万2771人▽与那原町1万4013人▽南風原町2万7486人▽八重瀬町2万2413人▽竹富町3361人▽与那国町1209人-の計万3320人。
知事選では、宮古島市で9275票の最多得票を獲得した下地幹郎氏の票が、仲里氏、西銘氏のどこに流れるのか注目される。
沖縄4選挙区における立候補者は届け出順に1区が前職の赤嶺政賢氏(66)=共産、前職の國場幸之助氏(41)=自民、元郵政民営化担当相で元職の下地幹郎氏(53)=維新。
2区はいずれも前職で照屋寛徳氏(69)=社民、宮﨑政久氏(49)=自民。
3区はいずれも前職で比嘉奈津美氏(56)=自民、玉城デニー氏(55)=生活。