景気回復で地方元気に/西銘氏が総決起大会
「国とのパイプ堅持」と気勢/衆院選4区
衆院選沖縄4区(宮古島市、多良間村など)に立候補した自民前職の西銘恒三郎氏(60)=公明推薦=の総決起大会(主催・同後援会宮古支部)が8日、JAおきなわ宮古地区本部で開かれた。大勢の支持者らが集まり「国政の場に送り、国とのパイプを堅持しよう」と自公連携を強調。西銘氏は「地方を元気にする。経済の再生、景気回復この道しかない」と支持を呼び掛けた。
総決起大会は午後6時すぎから、平良隆保守系市議団会長のあいさつで幕開け。宮古連合支部長の下地敏彦市長は「西銘氏が政策の第一に掲げているのは沖縄経済の振興発展。中でも離島の振興をしっかりやるということを政策の第一に掲げている」と紹介。その上で「一括交付金の制度は継続していかなければならない」と述べ、
西銘氏を当選させ国政に太いパイプをつくることが重要だと訴えた。
登壇した西銘氏は「消費税10%が先伸ばしになった。この間に地域の経済、地域で働く人の県民所得を2%以上増やさないといけない。これが今度の解散総選挙の戦いである」と強調。その上で「経済の再生、景気回復この道しかない。自民、公明の連立政権は必ず、皆さんの期待に応える政権である」と決意を示した。
糸洲朝則公明党県本部代表は連帯のあいさつで「今選挙は、政権の担い手を選ぶ選挙である。従って自民党、公明党に託すのか、あるいはそれ以外の野党に託すのか、これが選挙の大きな意義」と述べ、西銘氏の勝利に向けて全力で取り組むことを訴えた。
市議会の真栄城徳彦議長は「西銘氏を当選させるにはどのような運動をするのか。われわれは自分の問題として捉え選挙戦を戦い抜いていく」、選対本部長の座喜味一幸県議は「沖縄21世紀ビジョン実現のための予算を獲得する人、沖縄の将来を国政で訴えていける人は西銘氏しかいない」とそれぞれ支持を呼び掛けた。
最後は、青年部の根路銘康文氏の音頭で全員が「ガンバロウ三唱」を行い総決起大会を締めくくった。
西銘 恒三郎氏(にしめ・こうさぶろう) 1954(昭和29)年8月7日生まれ60歳。那覇市出身。上智大学卒。88年県議選初当選し4期連続当選。2003年衆院選初当選。05年衆院選2期目当選。08年国土交通大臣政務官就任。12年衆院選3期目当選。14年総務副大臣就任