教育・文化
2014年12月20日(土)9:00
粟国さん(久松中3年)新人賞/琉球古典芸能コンクール
「次は優秀賞目指す」
第49回琉球古典芸能コンクール(主催・琉球新報社)で粟国南(なみ)さん(久松中3年)が琉球舞踊新人賞を受賞した。粟国さんは「とても緊張したが、稽古以上の演技が出来た。次は優秀賞を目指したい」と抱負を語った。
コンクールの課題演目は女踊り「かせかけ」と二才踊り「上り口説」。
中2のころも挑戦したが、このときは受賞できなかった。今回は月に1度、浦添市にある師匠の琉舞研究所に通い、歩みや姿勢、目線などの稽古に励んだ。
「先生の言うことを素直に聞き、稽古をしたのが受賞につながったと思う。稽古は大変だけど舞台で上手に踊ったり、みんなに見てもらえるのは楽しい」と笑顔を見せた。
コンクールは8月2日に那覇市の琉球新報ホールで行われ、6日に発表があった。
粟国さんの師匠は玉城流國瑞会の國吉次子さん。21日には國吉さんの琉舞研究所・琉球舞踊団による「舞姫桜公演 つぼみ舞う」が市中央公民館で行われる。この公演の中で、粟国さんの新人賞受賞お披露目が予定されている。