大根など野菜を収穫/南小5年
きょう「あたらす市場」で販売
南小学校(屋嘉比邦昭校長)の5年生約30人が28日、腰原地区の畑で野菜の収穫をした。同校は食育の一環として行った。これらの野菜は、JAおきなわファーマーズマーケットみやこ「あたらす市場」で29日午前9時から販売される。
収穫した野菜はJAおきなわ青壮年部平良支部(根間祐樹支部長)が、第1次産業の大切さと、農業に興味を持ってもらいたいと10月に同校の5年生と一緒に植えた。
根間さんは「みんなが植えた野菜を収穫する。あした販売するので、優しく収穫してほしい」と児童に呼び掛けた。
児童たちは「大きい」などと歓声を上げながら、レタスや大根、ネギ、チンゲンサイなどを次々に収穫した。収穫には青壮年部平良支部員ら10人が協力した。
根間愛莉子さんは「一から植えた野菜を、自分たちで収穫するのはとても楽しい」。また荷川取千宙君は「大根抜くのが大変だった。収穫した野菜が販売されるのも楽しみ。市場に見に行きたい」と笑顔で話した。
畑を提供した宮平浩幸さん(26)は「南小は自分の母校なので、何か恩返しをしたいと引き受けた」と思いを話した。