04/20
2024
Sat
旧暦:3月12日 友引 甲 
教育・文化
2015年1月9日(金)9:00

スマホで宮古方言学習/宮工生徒がアプリ開発

宮古方言アプリを製作した(前列左から)根間君、亀浜君、濱口君、(後列左から)美里君、橋本君と友利教諭=8日、宮古工業高校

宮古方言アプリを製作した(前列左から)根間君、亀浜君、濱口君、(後列左から)美里君、橋本君と友利教諭=8日、宮古工業高校

 宮古工業高校電気情報科3年の「Android(アンドロイド)アプリ製作班」はこのほど、オペレーティングシステム(OS)がアンドロイドのスマートフォンで宮古方言を学ぶことができる辞書アプリ・宮古島方言アプリを開発した。今月30、31日に沖縄コンベンションセンターで開かれる「IT津梁まつり」で発表する。

 宮古島方言アプリを制作したのは根間勇喜君、濱口竜一君、亀浜大樹君、橋本佳君、美里光則君の5人。課題研究の授業のなかでアプリ制作に取り組んだ。家族、感情、食材・料理、自然・生き物、時間、体の名称、その他の7項目で合計120の単語が登録されていて、単語を選べばその言葉の宮古方言が4コマ漫画やイラストとともに紹介される。同アプリはアンドロイドのスマートフォンで専用のQRコードを読み込めばダウンロードすることができる。

 アプリづくりは昨年4月に企画。プログラム班とイラスト班に分かれて制作に取り組み、12月に完成させた。同製作班代表の根間君は「アプリを作る中で、宮古方言のユニークでおもしろいところを学ぶことができた。今後、後輩に引き継いで、アプリをさらにアップデートしてもらいたい」との考えを示した。

 指導に当たった友利悟教諭は「ゼロからアプリを作らせたが、完成させたことは、生徒たちの自信につながると思う」と語った。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月17日(水)8:58
8:58

専用ターミナルが完成/ビジネスジェット

CIQ施設も設置/下地島空港   三菱地所は、県が推進する下地島空港および周辺用地の利活用事業の一環として「下地島空港における国際線等旅客施設整備・運営およびプライベート機受け入れ事業」の一つとして、下地島空港周辺にビジネスジェット専用施設「みやこ下…

2024年4月7日(日)8:54
8:54

海岸ごみ「ほっとけない」/500人参加しビーチクリーン

「第3回ほっとけないプロジェクト~海辺のミライをみんなで守ろう」(主催・同プロジェクト実行委員会)が6日、新城海岸で行われた。宮古島海上保安部やボランティアサークル、空手道場など各団体のメンバー、家族連れ約500人が参加しビーチクリーンを実施。発泡スチロールや…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!