04/19
2024
Fri
旧暦:3月11日 先勝 癸 穀雨
教育・文化
2015年1月9日(金)9:00

長さと甘さにびっくり/岩手県宮古市の子供

多良間でキビ収穫体験


キビ収穫を体験する宮古市の子供たち=8日、多良間村

キビ収穫を体験する宮古市の子供たち=8日、多良間村

 【多良間】多良間村を訪れている、岩手県宮古市からの交流団は8日、サトウキビ収穫を体験した。参加した児童、生徒たちは初めての体験に興味津々で取り組んだ。

 キビ収穫は、子供たちのホームステイ先の渡口逸雄さんの畑で行われた。

 キビ刈りは初めてとあって、鎌やおのの使い方に四苦八苦したが、地元農家の手ほどきを受けて一本一本刈り取っていた。

 西川竜斗君(中2)は「キビに初めて触れたが長さにびっくりした。かじるととても甘くておいしかった」と感想を話した。

 この日の多良間村の最低気温は15・6度とほぼ平年並みだったが、風が強く、宮古市の子供たちも「寒い、寒い」を連発。このため、シュノーケリングはわずかな時間で切り上げた。

 前日の7日は多良間村主催の「歓迎会」が塩川集落センターで行われた。地元の人たちが八月踊りで披露される「若衆踊り」などで歓迎。宮古市の訪問団が踊る「サーモンダンス・宮古アイヤ節」では参加者全員が踊りの輪に加わり大いに盛り上がった。

 多良間村教育委員会の知念信雄委員長は「157年前の先祖の縁が現在に至っている。今回で両校を合わせ490人の交流が続いている」と述べ、交流の輪をさらに広げていこうと呼び掛けた。

 宮古市教育委員会学校教育課長の妻田篤さんは「震災の時の支援に感謝します。現在も復興に向けて前進している。多良間に来ることができて本当に良かった」と話した。

 交流団は9日午前の飛行機で帰路に着く。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月17日(水)8:58
8:58

専用ターミナルが完成/ビジネスジェット

CIQ施設も設置/下地島空港   三菱地所は、県が推進する下地島空港および周辺用地の利活用事業の一環として「下地島空港における国際線等旅客施設整備・運営およびプライベート機受け入れ事業」の一つとして、下地島空港周辺にビジネスジェット専用施設「みやこ下…

2024年4月7日(日)8:54
8:54

海岸ごみ「ほっとけない」/500人参加しビーチクリーン

「第3回ほっとけないプロジェクト~海辺のミライをみんなで守ろう」(主催・同プロジェクト実行委員会)が6日、新城海岸で行われた。宮古島海上保安部やボランティアサークル、空手道場など各団体のメンバー、家族連れ約500人が参加しビーチクリーンを実施。発泡スチロールや…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!