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産業・経済
2015年1月14日(水)9:00

平均糖度13・87度に上昇/宮糖城辺工場、操業から1週間

8割のキビ、基準以上


キビが次々と搬入され活気づいている=13日、宮古製糖城辺工場

キビが次々と搬入され活気づいている=13日、宮古製糖城辺工場

 宮古製糖城辺工場は13日、2014-年期産サトウキビ製糖操業を7日に始めてからちょうど一週間を迎えた。操業初日の平均甘蔗糖度13・73度と比べて若干上昇し、13・87度の水準を推移した。全体の8割を超えるキビが基準(13・1度)以上を占めており、農家に明るい朗報となっている。

 今期栽培面積は1681㌶で、作型別では夏植え855㌶、春植え124㌶、株出し702㌶。生産量は前期よりやや少ない10万5000㌧を見込む。製糖終了は3月中旬ごろを予定している。

 13日までに9759㌧(約10%)が搬入された。搬入量の内訳はハーベスター6183㌧、手刈り3576㌧。最高糖度17・3度、最低糖度10・7度、平均糖度13・87度。

 今期の各工場の生産量見込みは、既に操業している宮糖伊良部工場が6万1000㌧、宮糖多良間工場2万1000㌧、沖縄製糖宮古工場15万㌧。同城辺工場を含めた全体の生産量は計34万㌧と予想している。 

 各工場では連日、キビを積んだ大型トラックが次々と搬入。各工場ともフル稼働で活気づいており、引き続き無事故・無災害に万全な体制で取り組んでいる。

 宮糖城辺工場では「今後冷え込みが続くと、糖度は上昇する」と期待を寄せている。


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