04/19
2024
Fri
旧暦:3月10日 赤口 壬 
産業・経済
2015年5月1日(金)9:00

新資材店舗が着工/JA平良支店

地区本部隣に移転・拡充/11月完成、地鎮祭で安全祈願


くわ入れを行い工事の安全を祈願する関係者=30日、JAおきなわ宮古地区本部隣の建設現場

くわ入れを行い工事の安全を祈願する関係者=30日、JAおきなわ宮古地区本部隣の建設現場

 JAおきなわ平良支店の新しい資材(購買)店舗が30日、JA宮古地区本部の東側の建設工事現場で起工した。同支店の金融店舗と隣接する県道マクラム通りの拡幅事業に伴い、資材店舗部分を新築・移転して拡充を図る。新しい店舗の面積は現施設の約2倍。平日の営業時間を延長するほか日曜・祝祭日も営業する方針だ。完成は今年の11月を予定している。地鎮祭にはJAや請負業者ら関係者が出席し、工事期間中の無事故無災害を祈願した。

 新店舗の建設地は平良西里1439の1。旧あたらす市場跡に建てる。敷地は8823平方㍍で建築面積は1063平方㍍。2階建ての店舗の延べ床面積は1229平方㍍と広い。先嶋建設が施工し、請負金額は2億2600万円。

 開店後は、ゆとりのあるスペースを活用して営農資材や畜産器材、農薬、肥料のほか、農具や雨具などを販売する。家庭用園芸用品をはじめ小型の耕運機も置く予定だ。現店舗にはない花や苗木を販売するグリーンセンターも併設する。

 現店舗との大きな違いは営業時間。現行午後5時までの営業を、あたらす市場と合わせて午後7時まで延長する。さらに、日曜・祝祭日も営業(午前8時30分~午後5時)することで利便性を向上させる。

 地鎮祭にはJAや工事関係者が出席し、神事を通して工事の無事故無災害およびJA平良支店の一層の発展を祈願した。

 平良支店の新里長清支店長は「これまでの店舗は手狭で組合員の皆さんに迷惑を掛けてきたが、新しい施設は2~3倍の規模になるため、組合員の負託に応えることができると思う」などと利点を強調した。「完成後は一丸となって新店舗の運営に当たり、組合員や利用者の生産性向上に努めていきたい」と話した。

 今回の新築・移転はマクラム通りの拡幅工事に伴うもの。この工事によって取り壊される金融店舗は、現資材店舗部分に建て直すことが計画されている。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月17日(水)8:58
8:58

専用ターミナルが完成/ビジネスジェット

CIQ施設も設置/下地島空港   三菱地所は、県が推進する下地島空港および周辺用地の利活用事業の一環として「下地島空港における国際線等旅客施設整備・運営およびプライベート機受け入れ事業」の一つとして、下地島空港周辺にビジネスジェット専用施設「みやこ下…

2024年4月7日(日)8:54
8:54

海岸ごみ「ほっとけない」/500人参加しビーチクリーン

「第3回ほっとけないプロジェクト~海辺のミライをみんなで守ろう」(主催・同プロジェクト実行委員会)が6日、新城海岸で行われた。宮古島海上保安部やボランティアサークル、空手道場など各団体のメンバー、家族連れ約500人が参加しビーチクリーンを実施。発泡スチロールや…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!