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政治・行政 社会・全般
2015年5月17日(日)9:00

「相談できる環境づくりを」/市「心のサプリ講座」開催

うつ病、自殺予防で講話

多くの市民が会場に訪れ、うつ病に対する知識や周囲の接し方について学んだ=16日、市中央公民館

多くの市民が会場に訪れ、うつ病に対する知識や周囲の接し方について学んだ=16日、市中央公民館

 市福祉部障がい福祉課主催の2015年度市自殺対策事業「心のサプリ講座①~ストレス社会の過ごし方~」が16日、市中央公民館で開催された。会場には多くの市民や教育、福祉、医療関係者らが詰め掛け、メンタルヘルス問題やうつ病対策などについて学んだ。また、県立総合精神保健福祉センター所長で精神科医の仲本晴男氏が「認知行動療法を用いたうつ病予防」をテーマに講話。悩み苦しむ人に対しては気軽な声掛け▽気配りの一言▽相談できる環境づくり-を呼び掛けた。

 主催者あいさつで譜久村基嗣部長は「今回の講座が『うつ病』に対する正しい理解と認識を深める機会となり、自殺予防に対しても有意義な内容になることを期待している」と述べた。

 講演で仲本氏は、うつ病を予防し改善するポイントとして、今の自分の気分について把握できる▽マイナス思考を自由に修正できる▽進んで好きなことができる-などを紹介した。

 また、「自殺したい」と打ち明けられた時の対応としては、時間をかけて話をしっかり聞くことや悩みを理解しようとしている態度を伝えることなどが大切であることを説明した。

 
 また、「してはいけないこと」として、安易な激励▽批判しない▽世間一般の価値を押しつけない-などを挙げた。

 さらに、その次のステップとして、専門家のカウンセリングや治療を受けるように助言することなども呼び掛けた。

 そのほかにも、同センターの相談指導班主任で、作業療法士の幸地睦子さんが「うつ病デイケアの実際について」のテーマで講話し、活動内容や作業療法の役割などについて紹介した。

 市障がい福祉課の波名城翔さんも行政報告として、自殺対策事業の背景や国、県、市の自殺者件数などを報告し、自殺予防に向けた取り組み策などを紹介した。


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