05/23
2025
Fri
旧暦:4月25日 仏滅 辛 
社会・全般
2015年9月12日(土)9:02

伊良部大橋で通行規制/来年3月中旬まで

農業用管水路布設工事で

 伊良部大橋は国営かんがい排水事業「宮古伊良部地区」の農業用管水路布設工事の伊良部導水路大橋工区工事に伴い、9月16日から2016年3月中旬までの間、伊良部側の一部が片側交互通行となる。沖縄総合事務局宮古伊良部農業水利事業所は、大橋利用者の理解と協力を呼び掛けている。

 大橋上の片側相互通行場所は、最大3カ所。10月末までの準備工事期間は土日祝日は作業をしないため、土日祝日の交通規制はない。

 本工事が始まる今年11月から翌年3月中旬ごろまでは24時間の通行規制になる。作業時間は午前8時30分から翌日午前2時までで、作業中は誘導員を配置、それ以外の時間帯は信号機を設置する。

 本工事の交通規制場所は資材搬入口周辺が長さ45㍍、検査口は5㍍と10㍍の長さの規制になり、この区間は片側交互通行になる。工事は伊良部側にある資材搬入口から橋桁内に直径800㍉の鋼管を入れ、中央径間部に向け移動、順次溶接する。

 伊良部島への送水は、仲原地下ダムから上野野原の宮古吐水槽に揚水し、そこから高低差を利用した「自然流下」で、伊良部に建設する牧山ファームポンドに送水する。

 仲原地下ダムから宮古吐水槽までは7・2㌔。宮古吐水槽から牧山ファームポンドまでは16・1㌔。牧山ファームポンドの容量は2万6000立方㍍。

 流量は最大で毎秒0・467立方㍍。通常の25㍍プール(25×12×1・1㍍、容量350立方㍍を想定)が約12分間で一杯になる量。

 伊良部の受益面積は1351ヘクタールで、総事業費は523億円。事業工期は2023年までの予定。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年5月15日(木)9:00
9:00

ガイドライン認証制度推進/サスティナブルツーリズム連絡会

持続可能な島・観光と環境の両立のためのガイドライン周知・運用などに取り組む、宮古島サスティナブルツーリズム連絡会の2025年度第1回連絡会が14日、宮古島ICT交流センター(旧下地庁舎)で行われた。関係団体の代表者が今年度上半期などの取り組みについて意見交換し…

2025年5月14日(水)9:00
9:00

「魅力的観光地の地位確立」

入域観光客数過去最高で見解/市長定例会見   嘉数登市長は13日、市役所で定例記者会見を開き、2024年度入域観光客数(推計値)が119万3000人となり、過去最高を更新(既報)したことを踏まえ「本市が国内外から注目される魅力的な観光地として地位を確…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!