04/20
2024
Sat
旧暦:3月11日 先勝 癸 穀雨
スポーツ
2015年11月24日(火)9:07

軟式野球、9年ぶり優勝/県民体育大会

陸上3種目でV/宮古、総合11位と振るわず


軟式野球で9年ぶり4度目の優勝を達成した宮古島市のメンバー=22日、名護市営球場

軟式野球で9年ぶり4度目の優勝を達成した宮古島市のメンバー=22日、名護市営球場

 県内の14市郡が争う第67回県民体育大会が21、22の両日、名護市を中心に開催され、軟式野球で宮古島市が9年ぶり4度目の優勝を飾った。そのほかボウリングが2位、ラグビーとバレーボール女子が3位に入賞した。総合成績は11位と前回より一つ後退。目標の8位入賞はならなかった。陸上では一般男子の走高跳で上原晋之助、同1500㍍で与那嶺恭兵、40代男子走高跳で友利徳郎がそれぞれ優勝している。

 軟式野球は名護市や宜野座村で行われた。前回準優勝の宮古島市は1回戦、延長戦までもつれた名護市との試合を2-1で制して波に乗った。2回戦は浦添市を3-2で下した。

 続く準決勝は八重山と対戦。右のエース・仲間裕が完封勝利を挙げてチームの勝利に貢献した。

 決勝の相手は沖縄市。宮古島市は初回に1点、三回に2点を奪って試合を優位に進めた。終盤追い上げられたが、最終的には4-3で振り切り、9年ぶりとなる優勝を勝ち取った。

 前々回3位、前回準優勝と順位を上げてきた宮古島市。豊見山真監督は「優勝しかなかった。今回は投手を中心に守りの野球を展開したが、打撃も良くて投打がかみ合った。若いメンバーにチーム全体が良い意味で引っ張られた。全員の力を結集して優勝することができた」と誇り、「来年は連覇を狙う」と話した。

 今大会、宮古島市は15競技にエントリー。選手・役員合わせて308人(秋季大会採点競技)が出場し前回の男女総合10位、女子総合5位以上を目指した。

 競技の結果、野球、ボウリング、ラグビー、バレー女子は3位入賞を果たしたが、その他の競技が振るわなかった。バスケットボールの女子は4位、バドミントン女子がベスト8に残る健闘を見せたが、期待された卓球男女やバスケット男子、バレー男子が思うような結果を得られなかった。

 この結果、総合順位は前回より一つ下げ、女子総合は五つ落としている。

 市体育協会の長濱博文会長は「期待していた競技が振るわなかったが、野球やボウリング、女子バレーが頑張って成績を押し上げてくれた。点数は前回とほぼ同じだが順位を落とす結果になった」と総括。上位入賞に向けては「選手が今まで以上に意識を高くして練習に励むことが重要。島外にいる優秀な選手を把握することも重要だ。全体的な底上げをして来年は8位以内を目指す」と話した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月17日(水)8:58
8:58

専用ターミナルが完成/ビジネスジェット

CIQ施設も設置/下地島空港   三菱地所は、県が推進する下地島空港および周辺用地の利活用事業の一環として「下地島空港における国際線等旅客施設整備・運営およびプライベート機受け入れ事業」の一つとして、下地島空港周辺にビジネスジェット専用施設「みやこ下…

2024年4月7日(日)8:54
8:54

海岸ごみ「ほっとけない」/500人参加しビーチクリーン

「第3回ほっとけないプロジェクト~海辺のミライをみんなで守ろう」(主催・同プロジェクト実行委員会)が6日、新城海岸で行われた。宮古島海上保安部やボランティアサークル、空手道場など各団体のメンバー、家族連れ約500人が参加しビーチクリーンを実施。発泡スチロールや…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!