04/19
2024
Fri
旧暦:3月11日 先勝 癸 穀雨
産業・経済
2015年12月22日(火)9:04

平均糖度は14・17度/宮糖伊良部

操業1週間 高糖度取引続く


製糖操業1週間。14度台の高糖度取引が続いている宮糖伊良部工場=21日、伊良部伊良部

製糖操業1週間。14度台の高糖度取引が続いている宮糖伊良部工場=21日、伊良部伊良部

 宮古製糖伊良部工場の2015-16年期サトウキビ製糖操業は20日、操業1週間を迎えた。これまでに計2696㌧の原料(サトウキビ)を搬入し、平均の糖度は14・17度と高糖度取引が続いている。1㌧当たりの農家平均手取額は2万1898円(推定)。

 同工場の20日現在の概況によると、糖度区分別構成比は基準糖度帯(13・1~14・3度)以上の原料が全体の4割を超えている。糖度帯内は47%、基準糖度帯以下はわずか12%と高い品質を裏付けている。

 悪天候の影響で機械刈りが思うように進まず、計画通りの原料が入らないという課題はあるが、品質面は順調に推移している。

 今期のサトウキビは気象条件に恵まれず、特に夏場に接近した複数の台風で被害を受けた。ただ、迅速なかん水作業等で被害を最小限にとどめている。

 宮糖伊良部管内では、今期5万8150㌧の生産量が見込まれている。前期より3500㌧ほど少ないものの平年並みを維持して今期操業を迎えている。

 宮古製糖は来月5日に多良間工場、同6日に城辺工場の操業を開始する。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月17日(水)8:58
8:58

専用ターミナルが完成/ビジネスジェット

CIQ施設も設置/下地島空港   三菱地所は、県が推進する下地島空港および周辺用地の利活用事業の一環として「下地島空港における国際線等旅客施設整備・運営およびプライベート機受け入れ事業」の一つとして、下地島空港周辺にビジネスジェット専用施設「みやこ下…

2024年4月7日(日)8:54
8:54

海岸ごみ「ほっとけない」/500人参加しビーチクリーン

「第3回ほっとけないプロジェクト~海辺のミライをみんなで守ろう」(主催・同プロジェクト実行委員会)が6日、新城海岸で行われた。宮古島海上保安部やボランティアサークル、空手道場など各団体のメンバー、家族連れ約500人が参加しビーチクリーンを実施。発泡スチロールや…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!