04/23
2025
Wed
旧暦:3月26日 仏滅 壬 
教育・文化
2016年2月2日(火)9:02

漁具や農具、民具を展示/池間小中校

歴史ミュージアムオープン


約1300人が心地よい風を浴びながらウオーキングを楽しんだ=1月31日、伊良部大橋

約1300人が心地よい風を浴びながらウオーキングを楽しんだ=1月31日、伊良部大橋

 池間小中学校(前泊直子校長)は1月31日、特別棟1階に池間島の古い漁具・農具・民具を展示した「ユニムイ歴史ミュージアム」をオープンさせた。子供たちが看板を掲げ、今後の学習に意欲を示していた。小学3年以上の総合的な学習の時間を中心に活用する。

 同校は、2011年4月併置校として新たにスタートした。

 学校が建つ海岸の旧名は「ユニムイ」と称する。古くから宮古島では、五穀の一つの粟(あわ)を「ユニ」と呼んでいる。砂の色が遠目では粟色に見えることから、粟を盛ったような山状の砂も「ユニ」と称している。「ムイ」には「いくつも」の意味があり、元々の土地に砂の山が数カ所あったことから「ユニムイ」と称していた。

 「ユニ」には、富の根、豊饒(ほうじょう)の根などの意味がある。

 同ミュージアムには、実際に使われていた木製サバニや大漁旗、きね・うすなど数十点を展示。昭和時代のモノクロ写真なども飾られている。

 前泊校長は「貴重な漁具、農具、民具が多いので、子供たちにしっかり教えていきたい」と語っていた。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年4月23日(水)9:00
9:00

多良間島、3部門で上位/マリンダイビング大賞

「初めて行きたいエリア」1位/スキューバダイビング専門ウェブサイト   【多良間】年間125万人が利用するスキューバダイビングの専門ウェブサイト「マリンダイビングWEB」が発表した「マリンダイビング大賞2024」の年間ランキングで、多良間・水納島が「…

2025年4月16日(水)9:00
9:00

今年105回の入港予定

クルーズ船、昨年の2倍/平良港   今年一年間に平良港への入港が予定されているクルーズ船の回数は105回で、昨年の52回の2倍になることが那覇港管理組合クルーズ寄港予約管理システムのまとめで分かった。今年は1月1日の「コスタセレナ号」(11万4261…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!