04/20
2024
Sat
旧暦:3月12日 友引 甲 
教育・文化
2016年2月2日(火)9:02

漁具や農具、民具を展示/池間小中校

歴史ミュージアムオープン


約1300人が心地よい風を浴びながらウオーキングを楽しんだ=1月31日、伊良部大橋

約1300人が心地よい風を浴びながらウオーキングを楽しんだ=1月31日、伊良部大橋

 池間小中学校(前泊直子校長)は1月31日、特別棟1階に池間島の古い漁具・農具・民具を展示した「ユニムイ歴史ミュージアム」をオープンさせた。子供たちが看板を掲げ、今後の学習に意欲を示していた。小学3年以上の総合的な学習の時間を中心に活用する。

 同校は、2011年4月併置校として新たにスタートした。

 学校が建つ海岸の旧名は「ユニムイ」と称する。古くから宮古島では、五穀の一つの粟(あわ)を「ユニ」と呼んでいる。砂の色が遠目では粟色に見えることから、粟を盛ったような山状の砂も「ユニ」と称している。「ムイ」には「いくつも」の意味があり、元々の土地に砂の山が数カ所あったことから「ユニムイ」と称していた。

 「ユニ」には、富の根、豊饒(ほうじょう)の根などの意味がある。

 同ミュージアムには、実際に使われていた木製サバニや大漁旗、きね・うすなど数十点を展示。昭和時代のモノクロ写真なども飾られている。

 前泊校長は「貴重な漁具、農具、民具が多いので、子供たちにしっかり教えていきたい」と語っていた。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月17日(水)8:58
8:58

専用ターミナルが完成/ビジネスジェット

CIQ施設も設置/下地島空港   三菱地所は、県が推進する下地島空港および周辺用地の利活用事業の一環として「下地島空港における国際線等旅客施設整備・運営およびプライベート機受け入れ事業」の一つとして、下地島空港周辺にビジネスジェット専用施設「みやこ下…

2024年4月7日(日)8:54
8:54

海岸ごみ「ほっとけない」/500人参加しビーチクリーン

「第3回ほっとけないプロジェクト~海辺のミライをみんなで守ろう」(主催・同プロジェクト実行委員会)が6日、新城海岸で行われた。宮古島海上保安部やボランティアサークル、空手道場など各団体のメンバー、家族連れ約500人が参加しビーチクリーンを実施。発泡スチロールや…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!