07/08
2025
Tue
旧暦:6月14日 先勝 戊 
社会・全般
2016年2月19日(金)9:03

浜比嘉さんに感謝状/宮古島署

イノシシ捕獲 儀間巡査長には署長賞


瑞慶山署長(中央)から感謝状の贈呈を受けた浜比嘉さん(左)と署長賞の授与を受けた儀間巡査長=18日、宮古島署

瑞慶山署長(中央)から感謝状の贈呈を受けた浜比嘉さん(左)と署長賞の授与を受けた儀間巡査長=18日、宮古島署

 宮古島署の瑞慶山力署長は18日、体長約1㍍のイノシシ捕獲に協力した浜比嘉実さん(58)に「身の危険を顧みず、警察官と連携してイノシシを捕獲した」として感謝状を贈呈した。また、同署下地駐在所の儀間大樹巡査長に「イノシシを捕獲し、人身に対する危険を未然に防止した」として署長賞を授与した。

 浜比嘉さんは「昔の経験から捕獲できると思った。最初に牙を見たときは『子供に向かったら大変』と思い、無我夢中で捕まえた。確保したときはホッとしたのと『やった』という気持ちになった」と捕獲時を振り返った。

 儀間巡査長は「地元の人の協力がなければ捕獲は難しかったと思う」と、浜比嘉さんの協力に感謝した。

 儀間巡査長は11日午後6時すぎ、地元の人から「イノシシがうろうろしている」との情報を得て探し、与那覇地区コミュニティーセンター(通称・与那覇公民館)の敷地で発見した。イノシシの牙を見て「一人では無理」と考え、本署(宮古島署)に応援を要請。同署にも午後6時30分ごろ110番があり、パトカー2台と警察官4人がすでに現場に向かっている途中だった。儀間巡査長は「さすまた(刺又)」を使って、浜比嘉さんとの協力で生け捕りにした。

 捕獲されたイノシシは宮古島署に搬送され、翌12日朝、無事飼い主に返されたという。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年7月8日(火)9:00
9:00

フレーム切手の販売開始

宮古の風景や「まもる君」使用/郵便局   日本郵便沖縄支社(那覇市、金城努支社長)は7日、交通安全を願ったオリジナルフレーム切手を販売開始した。夏の観光シーズンを前に、安全運転で観光を楽しめるよう宮古島地区交通安全協会と協力して作成。色鮮やかな宮古島…

2025年7月5日(土)9:00
9:00

水難、交通事故注意を

外国人観光客に啓発活動/宮古島署など   宮古島署、宮古島海上保安部、市、宮古島地方気象台は3日、下地島空港で「水難事故および交通事故防止」の啓発活動を合同で行った。韓国と香港からの到着便に合わせ、署員や職員がパンフレットなどを配布し事故防止を訴えた…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!