05/23
2025
Fri
旧暦:4月25日 仏滅 辛 
政治・行政
2016年6月4日(土)9:05

臨時会での説明見送る

市議会「緊急動議」を否決


防衛局からの協議書について、市長にこれまでの経緯などの説明を求める緊急動議が否決された臨時会=3日、市議会議場

防衛局からの協議書について、市長にこれまでの経緯などの説明を求める緊急動議が否決された臨時会=3日、市議会議場

 市議会(棚原芳樹議長)の臨時会が3日、市議会議場で行われ、沖縄防衛局から宮古島市に提出された陸上自衛隊駐屯地建設事業計画の協議書に伴い、これまでの下地敏彦市長の対応や一連の事務手続きについて市長本人の説明を求める緊急動議が國仲昌二市議から提出されたが、与党の賛同を得られず賛成少数で否決された。



 提出された緊急動議に賛成の意思を示したのは、國仲氏のほか、新城元吉氏、上里樹氏と21世紀新風会(新里聡氏、前里光恵氏、池間豊氏、下地智氏、山里雅彦氏)の合計8人。


 議場では、この動議の内容を、この日の日程に追加して直ちに議題とすることを、挙手により採決した結果、賛成少数で否決された。


 この協議書をめぐる一連の問題では、沖縄防衛局が示した協議書について「ノー」の判断を下した地下水審議会学術部会の報告に対し、下地市長と長濱政治副市長が連名で同部会に修正を依頼していたことが報道され、大きな問題に発展している。


 こうした状況を受けて、野党議員らは「市民の関心が高い。市長は早期に説明責任を果たすべき」と主張。


 この訴えに対して、与党側はこれまで「緊急性がない」などを理由に、6月定例会(14日開会予定)の一般質問での対応が望ましいとの見解を示している。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年5月15日(木)9:00
9:00

ガイドライン認証制度推進/サスティナブルツーリズム連絡会

持続可能な島・観光と環境の両立のためのガイドライン周知・運用などに取り組む、宮古島サスティナブルツーリズム連絡会の2025年度第1回連絡会が14日、宮古島ICT交流センター(旧下地庁舎)で行われた。関係団体の代表者が今年度上半期などの取り組みについて意見交換し…

2025年5月14日(水)9:00
9:00

「魅力的観光地の地位確立」

入域観光客数過去最高で見解/市長定例会見   嘉数登市長は13日、市役所で定例記者会見を開き、2024年度入域観光客数(推計値)が119万3000人となり、過去最高を更新(既報)したことを踏まえ「本市が国内外から注目される魅力的な観光地として地位を確…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!