03/26
2025
Wed
旧暦:2月26日 先負 癸 
教育・文化
2016年7月16日(土)9:03

携帯電話のマナーなど討議/全県高校生徒代表者会議

県内60校、140人が参加


高校生を取り巻く問題について話し合う各高校の生徒代表=14日、沖縄市の県立総合教育センター

高校生を取り巻く問題について話し合う各高校の生徒代表=14日、沖縄市の県立総合教育センター

 【那覇支社】県立高校の生徒代表が集って意見を交わす「第18回全県高校生徒代表者会議・高校生ちゅらマナーアップフォーラム~高校生として考えること~」(主催・県教育委員会)が14日、沖縄市の県立総合教育センターで開かれた。

 宮古4高校など県内60校の生徒会長ら約140人が出席し、男女5~7人の計22班に分かれ、未成年飲酒・喫煙や授業態度、身なりなどのマナーについて、自校での取り組み状況を報告したり、解決策や改善策を討議した。

 宮古から参加した4人は配属された各班において、宮高の川平大貴君(2年)が「学力・通学・不登校」、伊良部高の友利ひらりさん(同)と宮工の花城凌君(同)は「行事・部活(積極性・協調性)」、宮総実の砂川優香さん(同)は「携帯(使用・マナー)」をそれぞれ議題にして、積極的に意見を交わした。

 砂川さんは「私の学校では携帯電話は登下校まで完全オフになっているが、それを守る生徒があまりいないので、自分の班に提起した。班での最終的な結論は、この問題の改善策は見つけにくいので、先生たちの見回りの強化や生徒ひとり一人が自覚して、意識を変えていくことに意見がまとまった」と話していた。

 会議では2011年に同会議で作成され、高校生活や携帯電話のマナーなどが掲載された「高校生ちゅらマナーハンドブック」の活用法やネットの功罪などについても議論を交わした。討議に続き各班がそれぞれの議論内容を発表し、全体で共有した。最後は各班でまとめた改善策を自校に持ち帰り、実践することなどを確認した。

 同会議は、県立高校で生徒会活動をする生徒たちが一堂に会し、「規範意識」などへの率直な意見の交換を通して、「自分の意見を持つ」・「自分の意見を伝える」・「自分以外の意見を理解する」ーことの大切さを考え、高校生として「自主的・主体的」に行動することを目的に毎年開催される。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年3月21日(金)9:00
9:00

シギラで海開き宣言

豊かな海へ、稚魚を放流/南西楽園リゾート   南西楽園リゾート(髙橋洋二会長)は20日、シギラビーチで海開きイベントを開催した。晴天に恵まれ、イベントでは稚魚の放流体験、SUPやシーカヤックなどのマリンアクティビティの無料体験があり、地域住民や観光客…

2025年3月14日(金)9:00
9:00

観光シーズン到来へ

観光協、来月6日海びらき   宮古島観光協会(吉井良介会長)は13日、同協会で記者会見し、今年の海びらきを4月6日に下地与那覇の前浜ビーチで開催すると発表した。「第47回サンゴの楽園未来まで 集まれ遊ぼう宮古島の海びらき」を皮切りに宮古島では本格的な…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!