上野ク優勝 佐良浜準V/新報児童五輪バレー
第36回新報児童オリンピック大会のバレーボール競技(4年生以下)が24日、名護市の21世紀の森体育館で男子の決勝戦が行われた。決勝は上野クラブと佐良浜クラブの宮古勢同士の対戦となり、フルセットの接戦を上野が制して優勝した。同日夕には、両チームが帰島し、宮古空港ではそれぞれの学校関係者や保護者から盛大な祝福を受けた。
空港で行われた上野クラブの優勝報告会では、川満琳太主将(4年)が「皆さんの応援で優勝することができた。これからも頑張るので応援してほしい」と感謝の言葉を述べた。
上地堅司監督も「決勝戦は宮古勢同士の対戦となり、佐良浜との試合は素晴らしい内容だった。この結果を受けて子供たちはさらに頑張ると思うので、これからも応援をお願いしたい」と述べた。
そのほか、佐良浜クラブの報告会で親泊悠真主将(4年)は「決勝戦では上野とフルセットの熱戦となり、負けてしまったがこれからもいろいろな大会で常に優勝を目指して頑張りたい」と決意を示した。
同大会の男子の部には24チームが出場。上野と佐良浜の決勝戦は、第1セットを上野が21-13で奪うも、佐良浜は第2セットを21-16で奪い返した。
勝負の第3セットは、互いに一歩も退かず、一進一退の攻防を展開。最後は勝負強さを発揮した上野が追いすがる佐良浜を退けて15-13で奪い、セットカウント2-1で勝利し、優勝した。
同大会は児童の健やかな成長を願い、健全なる心身の発展とスポーツの普及発展に寄与することを目的に実施している。