05/16
2025
Fri
旧暦:4月19日 仏滅 乙 
産業・経済
2016年8月20日(土)9:04

子牛、過去最高76万円/8月期肉用牛競り

販売額は3億円超え


子牛1頭平均価格が過去最高の76万円を付けた8月期肉用牛競り=19日、JAおきなわ宮古家畜市場

子牛1頭平均価格が過去最高の76万円を付けた8月期肉用牛競り=19日、JAおきなわ宮古家畜市場

 JAおきなわ宮古家畜市場の2016年8月期肉用牛競りが19日開かれ、子牛1頭平均価格は過去最高となる76万3129円の高値が付いた。平均キロ単価も2877円と高い。成牛を含む販売額は3億1600円の大商いとなり、競り市場は終日活気付いた。

 今月競りには、前月比22頭増の子牛394頭(去勢226頭、雌168頭)が上場され、393頭が競り落とされた。平均体重は265㌔(去勢274㌔、雌253㌔)だった。

 76万円台となった1頭平均価格は前月比3万7868円高となり、今年4月期に記録した過去最高額を6184円上回った。

 性別に見ると、去勢が79万8600円と80万円台に迫る勢いだった。前月より2万2292円高い。雌も71万5622円(同比6万3429円高)と70万円を超える取引だった。

 平均キロ単価は去勢が2913円と前月比121円高、雌は2824円で同比271円高となり、いずれも高い値が付いた。

 1頭最高価格は96万8760円(去勢)だった。

 この結果、子牛だけで2億9900万円を販売する大商いとなった。

 成牛を含む上場頭数は436頭で、435頭の取引が成立した。1頭平均価格は72万7823円と70万円の大台に乗った。平均キロ単価は2554円。

 性別の平均価格は、去勢79万8600円、雌65万1991円だった。平均キロ単価は去勢2913円、雌2199円だった。

 肉用牛競りは、初競りから高値取引が続く。全国的な素牛(子牛)不足で引き合いが強く、各地の競り価格は高止まりしている。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年5月15日(木)9:00
9:00

ガイドライン認証制度推進/サスティナブルツーリズム連絡会

持続可能な島・観光と環境の両立のためのガイドライン周知・運用などに取り組む、宮古島サスティナブルツーリズム連絡会の2025年度第1回連絡会が14日、宮古島ICT交流センター(旧下地庁舎)で行われた。関係団体の代表者が今年度上半期などの取り組みについて意見交換し…

2025年5月14日(水)9:00
9:00

「魅力的観光地の地位確立」

入域観光客数過去最高で見解/市長定例会見   嘉数登市長は13日、市役所で定例記者会見を開き、2024年度入域観光客数(推計値)が119万3000人となり、過去最高を更新(既報)したことを踏まえ「本市が国内外から注目される魅力的な観光地として地位を確…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!