07/06
2022
Wed
旧暦:6月8日 先勝 庚 
政治・行政
2016年9月12日(月)9:03

依然として硬直状態/市の財政

監査委 自主財源の確保強調

 宮古島市監査委員(砂川正吉代表監査委員)は2015年度の同市一般会計、特別会計歳入歳出決算審査の意見書をまとめた。それによると、市の財政構造は公債費負担比率や実質公債費比率とも「前年度に引き続き弾力性が改善されている」としたものの、財政力指数や経常収支比率については「依然として硬直した状態が続いている」と指摘した。今後の財政運営に当たっては自主財源の確保などを強調。健全な財政を図るためにも市中期財政計画(2015~2020年度)に基づく計画に沿った着実な財政運営に努めるよう求めた。

 同委員会は、宮古島市は人口減少や少子高齢化など、厳しい環境の中にありながらも、スポーツ観光交流拠点施設整備事業や未来創造センター(図書館と公民館の複合施設)などの大型公共工事が着実に進展していることを示した上で①自主財源の確保②有利な財源活用③事業の選択と精査-などに取り組むことを促している。

 地方公共団体の財政力を示す「財政力指数」は、15年度を含む過去3年間の平均値で表される。宮古島市は15年度は0・32となり、前年度に比べ0・01ポイント改善している。

 数値は「1」に近いほど良く、「1」を超えるほど財源に余裕があるとされている。

 市の予算に占める自主財源(市税など市独自で調達できるもの)の割合は15年度が20・2%で、前年度に比べ3・7ポイント減少し、依存財源は79・8%になった。

 行政活動の自主性と安定性の確保にはほど遠く、国や県に頼らざるを得ないという厳しい状況に変わりない。

 財政構造の弾力性を示す「経常収支比率」は81・9%で、前年度に比べ1・7ポイント減少した。

 市監査委は「改善の兆しは見受けられる」としたものの「財政構造が硬直化の状況にあるので、その原因を究明し経常経費(義務的経費)の抑制に留意するよう要望する」としている。

 公債費に充てられる一般財源の額が、地方債の元利償還金にどの程度充てられているのかの比率を示す「公債費負担比率」は14・6%で前年度と同様に推移し、依然として厳しい状況となっている。

 健全化の判断比率に用いる「実質公債費比率」は7・4%で前年度に比べ0・3ポイント改善されている。


カテゴリー一覧

観光関係

2022年6月30日(木)9:00
9:00

平良港にクルーズ船/専用バースに初接岸

県内最初2年4カ月ぶり/国内船178人乗せ   国内クルーズ船の「ぱしふぃっく びいなす」が29日、平良港の専用バースに寄港した。新型コロナウイルス感染拡大による影響で、県内への寄港は休止されていたが、県内最初で2年4カ月ぶりに受け入れが再開された。…

2022年6月15日(水)9:00
9:00

沿岸海域が国定公園に/宮古島市

環境省、指定候補地へ選定/市「うれしいニュース」   八重干瀬や池間島、宮古島の一部地域などを国定公園指定に向けて動き出していた宮古島市に14日、うれしいニュースが届いた。環境省が国定公園の新規指定候補地として宮古島を選定。エリアは、宮古島沿岸海域で…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!