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教育・文化
2016年10月25日(火)9:04

最優秀賞に親泊君ら6人/童話・お話・意見発表大会

各校代表が表現力競う


小学校低学年の部(童話)の最優秀賞・仲里さん(左)と親泊君

小学校低学年の部(童話)の最優秀賞・仲里さん(左)と親泊君

 第50回宮古地区童話・お話・意見発表大会(主催・宮古地区PTA連合会)が23日、宮島小学校体育館など4会場で開催され、各学校の代表51人が内容や表現力を競った。厳正な審査の結果、小学校低学年の部(童話)は親泊昌輝君(南小1年)と仲里梨花さん(鏡原小1年)、同高学年部(お話)は平良正太朗君(伊良部小4年)と荷川取美佑さん(平一小5年)、中学校の部(意見)は狩俣成駿君(北中3年)と友利まといさん(下地中3年)がそれぞれ最優秀賞に輝いた。6人は12月9日に開催される県大会(那覇地区大会)に宮古地区代表として出場する。

 童話発表では、親泊君が演題「りゅうとにわとり」、仲里さんが演題「しゅくだい」で発表。元気はつらつとした声にジェスチャーを交えて披露した。

 お話発表に出場した平良君は「んみゃーち伊良部島」と題し「今回、島の観光について友だちの意見を聞いたり、自分なりに考えて島に人がたくさん来てくれることはうれしいけど、その分いろいろ大きな問題が増えることも分かりました」と分析の結果を紹介。「これからも、もっと島の自慢を増やしていきたいです」と結んだ。

 荷川取さんは「家族の絆」と題して発表。母の難病を語りながら「お母さん、これからもいろんな事があると思うけど、家族みんなで力を合わせて笑顔で乗り越えていこうね。何があっても家族は一緒だよ」と優しい思いやりの言葉で語り掛けた。

 意見発表で登壇した狩俣君の演題は「一人を恐れない」。バスケットボールの試合で負けた反省点や、努力して1位になった走り高跳びを振り返り、「一生懸命の原点は、一人を恐れない気持ちを持つことが大切だ」と問い掛けた。

 友利さんは「考えは地球規模、行動は足下から」と題して発表。「家庭・学校・地域で過ごす普段の生活をおろそかにすることなく、広い視野で物事を捉え、地球上で起きている出来事に関心を向け、自分とのつながりを見つけ広く深く学び行動します」と実践を誓った。

 会場のうち、宮島小学校体育館では、主催者を代表して源河雅人副会長(代読)が「発表者は力を存分に発揮することを期待する」とあいさつ。市教育委員会の宮國博教育長は「発表者は自信と誇りを持って最後まで頑張ってください」と激励した。

 審査の合間のアトラクションでは、児童たちが三線で「きらきら星」「てぃんさぐぬ花」を演奏した。会場から大きな拍手が送られた。

 同大会は、発表の活動を通し表現力の養成に努め、情緒の陶冶と言語教育の発展に役立てるのが目的で開催された。


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