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社会・全般
2016年11月8日(火)9:02

市民らが即興演奏に挑戦/宮古島コレクティブ2016

音楽家・大友さんが指揮


大友さんの指揮に合わせ音を出す参加者たち=6日、宮古青少年の家運動広場

大友さんの指揮に合わせ音を出す参加者たち=6日、宮古青少年の家運動広場

 アジア各地で地元の人たちと音楽を作り出す活動を行っているプロジェクト「アンサンブルズ・アジア・オーケストラ」(主催・国際交流基金アジアセンター)のプログラム「宮古島コレクティブ2016」が6日から2日間の日程で開幕。初日は宮古青少年の家運動広場で「宮古島アンサンブルズ&オーケストラ」と題し、音楽家の大友良英さんと市民が即興で演奏するワークショップが行われた。

 同プロジェクトはNHKドラマ「あまちゃん」の音楽を手掛けたことでも知られる大友さんを中心に行われているもの。ワークショップには大友さんのほか草笛奏者の親泊宗二さん、宮古民謡の歌い手である與那城美和さんと川満七重さん、キーボード奏者の池村綾野さん、サックス奏者の池村真理野さんがゲスト参加し、参加市民約50人と即興での演奏に挑戦した。

 演奏時は大友さんが指揮者を務め、指で1を示すと短い音、5を示すと長い音、指を指されたらその人だけが音を出すなどのサインを決め、参加者は指揮に従ってそれぞれが持ち寄った楽器を鳴らしたり、空き缶やペットボトルをたたくなどして音を出した。その後、数人でリズムを取り、それに合わせてほかの参加者が音を重ねていくなどして即興演奏を楽しんだ。

 参加者が指揮者を務めての即興演奏も行われたほか、ゲストによる草笛教室や宮古民謡コーナーなども開かれた。

 母親と参加した中野渡匠舞君(6)は「音を出すのがゲームみたいだった。パーランクーをたたいていたが突然指さされてたたくのは難しかったがたのしかった」と感想を語った。

 大友さんは「国内では今回の宮古が実質的に最初の取り組み。1回目で多くの人が集まってくれうれしい。今後、大きなプロジェクトになるかは分からないが、交流を続けるとができればいいと思っている」と語った。


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