06/14
2025
Sat
旧暦:5月19日 大安 甲 
スポーツ
2017年1月25日(水)9:05

極真空手で世界一/長田さん(両親が宮古出身)

親戚に優勝を報告/さらなる高みを目指す


高さ1・6㍍の優勝トロフィーを手にする長田裕也さん=24日、平良東仲宗根の親戚宅

高さ1・6㍍の優勝トロフィーを手にする長田裕也さん=24日、平良東仲宗根の親戚宅

 素手で直接打撃を与え合う、極真連合杯第4回世界空手道選手権大会(21、22日、那覇市の県立武道館)男子無差別級で、両親が宮古出身で、兵庫県に住む長田裕也さん(28)が初優勝した。長田さんは23日に両親のふるさとに凱旋帰島。24日には親戚らに優勝を報告するとともに、親戚や関係者が主催する祝賀会に参加した。長田さんは極真会館が主催する主要4タイトルを総なめ。「目標にしていた大会で優勝できてうれしい。次は他流派の大会に参加したい」とさらなる高みを目指している。

 同大会は、4年に一度開かれ、男子無差別級には26カ国から71人が参加。2日間にわたりトーナメントで争われた。

 長田さんは、1回戦から準決勝までの5試合を「技あり」と「判定」で制し、決勝に進出。相手はカザフスタンの選手で、3分間の「本戦」で決着が付かず、2分間の延長の末、判定勝ちを収めた。

 長田さんは「苦しい試合だったが、相手は準決勝で弟弟子を下しており、どうしても負けられない試合だった」と振り返った。

 「一番、取りたかったタイトルを獲得できた。今は体を休めながら試合の様子を映像で振り返り、改善点を見つけて後輩に伝えていきたい」と話した。

 長田さんは身長178㌢、体重91㌔。攻撃スタイルは、突きを主体に相手のボディーを攻め、回し蹴りで足にダメージを与えながら、後ろ回し蹴りの大技で組み立てるという。

 子供のころから夏休みなどを利用して宮古を訪れており、昨年10月にも同大会に向けた強化合宿を行ったという長田さん。「砂山や前浜ビーチで走り込みをした。その成果が出た」と笑顔を見せた。

 平良西原出身の父保さんは、極真会館兵庫県琉道會道場の代表師範。門下生は約100人いるという。

 「大会では、文句のつけようがない強さだった。あとは精神力を鍛えるだけ」と話した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年6月4日(水)9:00
9:00

8月就航を市に報告/台北-下地島

スターラックス航空日本支社長   台北(桃園)-宮古(下地島)線を8月22日から就航させる、スターラックス航空日本支社の王雲翔支社長は3日、下地島エアポートマネジメントの鶴見弘一社長らと共に市役所を訪れた。砂川朗副市長に就航を報告し、台湾と宮古島、双…

2025年5月29日(木)9:00
9:00

24年度旅客数、過去最高に/下地島空港

年間49万6000人が利用/前年度実績を17%上回る   第20回下地島空港活性化協議会(会長・嘉数登市長)が28日、市役所で開かれた。同空港や宮古圏域の活性化に向けた施策の協議や同空港の現況などについて意見交換などが行われた。下地島空港の現況では2…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!