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政治・行政
2017年2月23日(木)9:07

愛称は「JTA ドーム宮古島」

4月開館、3年使用
スポーツ観光交流拠点施設「親しめるネーミング」


愛称が決まり握手を交わす下地敏彦市長(中央左)と東川平靖JTA執行役員(同右)。右は波照間弘光JTA宮古支社長、左は市観光商工局の垣花和彦局長=22日、市役所平良庁舎

愛称が決まり握手を交わす下地敏彦市長(中央左)と東川平靖JTA執行役員(同右)。右は波照間弘光JTA宮古支社長、左は市観光商工局の垣花和彦局長=22日、市役所平良庁舎

 4月に供用を開始する市スポーツ観光交流拠点施設の愛称が「JTAドーム宮古島」に決まった。日本トランスオーシャン航空(JTA、丸川潔社長)が命名権(ネーミングライツ)を獲得した。下地敏彦市長とJTAの東川平靖執行役員が日の会見で報告。「覚えやすく、親しみやすいネーミングになった」と述べ、愛称の決定を喜んだ。

 唯一応募したJTAは年額300万円で命名権を獲得した。スポンサー企業として2020年3月31日まで自社考案の「JTAドーム宮古島」を使用する。同社のロゴマークも入れた。

 愛称を書き込む看板の面積は30平方㍍以内。施設入口上部と前面広場側の2カ所に設置する。JTAには施設の無償使用権(年5日間以内)が与えられる。

 会見で下地市長は「親しみやすいネーミングだ。多くの皆さんに利用していただきたい」と話し、施設の有効活用を期待した。

 命名権導入の成果を挙げたが、新しく造る公共施設での募集については「施設の性質、利用の仕方を考えながら決めていきたい」と慎重な姿勢だった。

 会社創立50年を迎える節目の年にスポンサー権を獲得したJTAの東川平執行役員は「宮古島市には50年間お世話になっており、何らかの形で関われれば良いと考えてきた。今回の指名に感謝したい。これからも宮古地域と交流を深めながらJTAの役割を果たしていきたい」と話した。

 市が公共施設に命名権を導入するのは初めて。所有施設の有効活用と施設維持管理に関する財源確保、観光振興が狙い。昨年12月22日から先月30日までスポンサーを募集していた。

 市スポーツ観光交流拠点施設は空港東側に建設されている。敷地面積は4万1563平方㍍で、建築面積は6068平方㍍。アリーナの広さは3600平方㍍でゲートボールのコートは6面、フットサルコートは2面の配置が可能。約5000人を収容できる。


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