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産業・経済
2017年4月11日(火)9:06

トウガン2200玉を特売/あたらす市場

1玉100円 売り場に殺到/地産地消,消費拡大へ


1玉100円のトウガンを買い求める市民=10日、あたらす市場

1玉100円のトウガンを買い求める市民=10日、あたらす市場

 トウガンの地産地消と消費拡大を図るキャンペーンが10日、JAファーマーズマーケットあたらす市場で開催された。新鮮なトウガンを1玉100円の大特価で販売。売り場には黒山の人だかりができ、準備された2200玉は飛ぶように売れた。トウガンを使ったさたぱんびんやパイ、カレーも大人気。トウガンづくしの1日になった。

 毎年4月10日は「とうがんの日」。県経済連が1998年に制定した。宮古島市は2007年2月にトウガンの拠点産地として県の認定を受け、今では宮古地区出荷野菜の重要品目に位置付けられている。

 今期のトウガンは豊作型で、JAによると出荷量は前期比76㌧増の766㌧を計画。出荷のピークに差し掛かっており、島内外での消費拡大が期待される。

 キャンペーンで実行委員会の下地保造委員長は「宮古では20回目のキャンペーンだ。これも生産者をはじめとする関係者のたゆまぬ努力のおかげ。きょうは食卓をトウガンでにぎわせてほしい」と述べた。

 県宮古農林水産振興センターの植田修所長は「今後もトップブランドの生産地として、高品質で安全、安心なトウガンを全国の消費者に届けてほしい」と一層の生産振興を期待した。

 「トウガンが好きだ」と宣言した宮古島市の長濱政治副市長は「宮古は拠点産地として大きな生産量を県内で誇っている。品質も良く安全安心だ。みんなでトウガン料理を食べよう」と呼び掛けた。

 生産者を代表して重田康行さんがキャンペーンの開会を宣言。「私たちのトウガンは日本一だという強い自信を持ってつくっていきたい」と強調した。

 午前9時、市場が開店すると多くの市民がどっと押し寄せて売り場を取り囲んだ。青々と熟れたトウガンを2玉ずつ手に取ってレジに並んでいた。この日は売り切れるまでこの調子。店内は終始トウガンを求める買い物客でにぎわった。

 70代女性は「煮付けにして食べるよ」と笑顔。「今は野菜がないからねえ。その分トウガンをいっぱい買っておくよ」と話した。

 トウガンはビタミンCを多く含む。低カロリーで利尿作用があるヘルシーな食材として知られている。味わいは淡泊で、和食にも洋食にも合う野菜だ。


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