02/16
2025
Sun
旧暦:1月19日 先勝 丙 
イベント
2017年4月18日(火)9:05

伝統、新舞踊など多彩に/沖縄宮古郷友連合会

第30回芸能まつり開催


第33回芸能まつりは「とうがにあやぐ」で幕を開けた=15日、浦添市てだこ大ホール

第33回芸能まつりは「とうがにあやぐ」で幕を開けた=15日、浦添市てだこ大ホール

 【那覇支社】沖縄宮古郷友連合会(古波蔵和夫会長)の第30回芸能まつりが15日、浦添市てだこ大ホールで開かれ、駆け付けた約1200人の在沖の郷友らは、ふるさとに思いを寄せながら、華やかな芸能を楽しんだ。

 宮古8地区の在沖郷友会や沖縄宮古民謡協会のほか、同連合会女性・文化部など15団体が出演。舞台では「狩俣のイサミガ」や「野崎のクイチャー」の伝統芸能に加え、日本新舞踊、創作ダンス、ジャズダンスなど多彩な演目が披露された。

  開催30回目を記念して、久松出身でシンガー・ソングライターの下地イサムさんのミニライブや、昨年の「みやーくふつ大会」で最優秀賞を受賞した多良間出身の来間トミさん(92)による漫談「アシャリ(潮干狩り)の話す」も行われ、まつりを盛り上げた。

 舞台あいさつで、古波蔵会長「連合会は年々発展していく郷里を誇りにしながら、今後も郷友会の充実発展のために全力で取り組んでいきたい」と述べた。

 来賓の下地敏彦市長は「日頃の練習の成果を存分に発揮され、故郷の伝統文化の普及、継承のため、なお一層励んでいかれるよう期待したい」と話した。

 芸能まつりは、沖縄宮古民謡協会の斉唱と三線・琴・太鼓による荘重な調べに合わせ、平一学区郷友会の「とうがにあやぐ」、北学区郷友会の「大世栄」西辺郷友会の「池間ぬ主」の優雅な踊りで幕を開けた。

 下地郷友会の勇壮な「与那覇のヨンシー」では、宮古から駆けつけたヨンシー保存会のメンバー9人も加わり、総勢人で威勢の良い「ハーッサ」の掛け声を響かせながら、力強く飛び跳ねていた。

 演目の合間には、23日開催の「第33回全日本トライアスロン宮古島大会」の成功を祈念して、舞台に立った下地市長や富田詢一琉球新報社長、棚原芳樹市議会議長、古波蔵会長と、会場の観客が一体となってガンバローを三唱した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年2月13日(木)9:00
9:00

宮古モデルの構築、推進を

働き方改革支援事業報告会/観光協   宮古島観光協会(吉井良介会長)は12日、市役所で働き方改革推進支援助成金事業の報告会を行った。参加した会員らが、会員対象のアンケート調査の結果を通して観光業界の現状を再確認した。JTB総合研究所客員研究員(帝京大…

2025年1月31日(金)9:00
9:00

ミス宮古島ら大歓迎/ソラシドエアに168人

大分からチャーター便   宮古島観光協会と下地島エアポートマネジメントは30日、ソラシドエアのチャーター便(大分-下地島線)で訪れた観光客らを歓迎するセレモニーを下地島空港で行った。ミス宮古島の坂田祐梨(ゆり)さんや関係職員らが168人の乗客を「よう…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!