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教育・文化
2017年6月11日(日)9:03

池間小中観察会催す/池間島の夏の風物詩

道路横断するオカガニ観察


卵を抱いたオカガニの道路横断を観察する参加者=9日、池間島一周道路

卵を抱いたオカガニの道路横断を観察する参加者=9日、池間島一周道路

 池間小中学校(屋嘉比邦昭校長)の2017年度親子オカガニ観察会が9日夜、池間島で行われた。「オカガニの放卵」は池間島の夏の風物詩で、池間島のフナクス海岸などで観察できる。この日は、同小中の児童生徒33人を含む、保護者ら約60人が参加。月明かりの中、腹部に卵を抱えたオカガニが、普段生息する内陸部から、島の一周道路を横断して海岸に移動する様子を観察した。



 水田勝久君(池間小6年)は「おなかに抱いた卵が重そうに見えた。たくさん抱いているので、よく転ばないなと思った」と感想を話した。


 時折通る車や自転車、動き回る人などを警戒し、横断の途中で、急いで茂みに引き返すオカガニも見られた。


 海岸に移動したオカガニはアダンなどが生える茂みや岩場に身を潜め、満潮から潮が引き始めるころ、辺りの様子をうかがいながら波打ち際に素早く移動。寄せる波に身を浸し、全身を震わせ一気に抱いている卵を海に放つ。


 満月ごろの月明かりに照らされた砂浜では、自然の神秘的な生命の営みが繰り広げられた


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