12/15
2025
Mon
旧暦:10月25日 仏滅 丁 
政治・行政
2013年4月30日(火)9:00

県民にとっては「屈辱の日」/4・28を考える集い

復帰運動体験者が講話



「屈辱の日」について知ろうとの呼び掛けで開催されたつどい=28日、市中央公民館

「屈辱の日」について知ろうとの呼び掛けで開催されたつどい=28日、市中央公民館

 「4・28を考える宮古のつどい-『主権回復』っていうけれど」(主催・宮古平和運動連絡協議会)が「屈辱の日」宮古地区大会が行われた28日の午後、市中央公民館で行われた。



 日本復帰した1972年当時の沖縄復帰運動などを体験した仲宗根將二さん(78)と友利恵勇さん(79)が当時を振り返りながら、米軍の統治下におかれた沖縄の厳しい実情や復帰運動の中で変化していった沖縄について紹介した。


 会場ではなぜ政府は4月28日を「主権回復」した日として今回式典を催すのか、沖縄にとってなぜこの日が「屈辱の日」なのかについての説明も行われた。


 1952年の4月28日にサンフランシスコ講和条約が発効されたことで、この日は日本が独立を回復した日となるが、その一方で沖縄は切り離されて27年間も米軍統治下に置かれた。


 国として主権を回復した日であると同時に、沖縄にとっては米軍基地問題を背負わされ続けることとなった原点の日でもあり、日本が主権回復するために沖縄を差し出した日でもあることから「屈辱の日」と呼ばれるようになった。


 こうした背景を踏まえて、会場に訪れた人たちは復帰運動や米軍統治下時代の沖縄の話に食い入るように聞き入っていた。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年12月14日(日)9:00
9:00

新部長に野中さん選出/観光協青年部が臨時総会

宮古島観光協会青年部(西村貴宏部長)は13日、市内の飲食店で臨時総会を開催し、第代青年部長の選出を承認した。新部長には、たびのホテルlit宮古島支配人の野中泰斗さん(44)を選出した。

2025年12月10日(水)9:00
9:00

路線バスが週末無料に/市制施行20周年記念事業

13日スタート、8日間実施   市は9日、市制施行20周年記念として「宮古島生活バス路線利用促進事業」を実施すると発表した。同事業は島内を運行する路線バス7路線を週末など計8日間を無料とする。市役所で記者会見した市企画政策部の石川博幸部長は「この機会…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!