12/13
2025
Sat
旧暦:10月24日 先負 丙 
社会・全般
2015年4月22日(水)9:00

新鮮な海の幸求めて/伝統のサニツ

各地で潮干狩り満喫



潮干狩りを楽しむ市民ら=21日、下地島

潮干狩りを楽しむ市民ら=21日、下地島

 宮古の伝統行事「サニツ(浜下り)」に当たる旧暦3月3日の21日、家族連れらが干上がった浅瀬やサンゴ礁に繰り出し、潮干狩りを満喫した。女性たちは、昔から伝わる海水に足を浸して汚れを払うミナンガハナ(三波の花)で3回波頭をすくって手や顔などを洗って全身を清めた。



 この日は曇り空の天気となり、涼しい潮風が吹いていた。


 市民らは伊良部島・下地島周辺の海岸やサンゴ礁、平良の大浦湾、池間島西側のサンゴ礁、南静園の海岸などに訪れ、貝類などを見つけて歓声を上げていた。


 潮干狩りポイントのうち、下地島周辺のサンゴ礁には市民ら約80人が浜下りした。サンゴ礁特有の香りが漂っていた。


 佐良浜地区から訪れていた池間勝正さん(57)は家族5人と友人3人でバーベキューや焼き魚、アオリイカの煮付け、サザエのつぼ焼きなどのごちそうを食べながら交流を深めた。


 池間さんは「家族や友人とサニツが楽しく過ごされて最高の気分だ。全員が無病息災で健康であることを願った」と笑顔で語った。


 一方、平良の大浦湾では、大勢の家族連れが訪れシナ(イソハマグリ)と呼ばれる二枚貝を採取。予想以上の収穫に家族は喜び合っていた。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年12月10日(水)9:00
9:00

路線バスが週末無料に/市制施行20周年記念事業

13日スタート、8日間実施   市は9日、市制施行20周年記念として「宮古島生活バス路線利用促進事業」を実施すると発表した。同事業は島内を運行する路線バス7路線を週末など計8日間を無料とする。市役所で記者会見した市企画政策部の石川博幸部長は「この機会…

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!