12/13
2025
Sat
旧暦:10月24日 先負 丙 
産業・経済
2015年5月1日(金)9:00

前泊港浮き桟橋が完成/多良間

県が2億円余投入し整備


テープカットで供用開始を告げる伊良皆村長(右から2人目)ら関係者=4月27日、多良間村前泊港(写真提供・同村)

テープカットで供用開始を告げる伊良皆村長(右から2人目)ら関係者=4月27日、多良間村前泊港(写真提供・同村)

 【多良間】多良間村前泊港の浮き桟橋がこのほど完成し4月27日、同港内で供用開始式が行われた。伊良皆光夫村長や事業主体の県、漁業者らが参加しテープカットで完成を祝った。伊良皆村長はあいさつで「船舶への乗り降り、物資の積み下ろしで安全性が確保できるほか、海のレジャーや観光産業にも大きく寄与することができる」と期待した。総事業費は2億400万円で県が整備した。

 前泊港は同村の経済、生活を支える拠点港で、夏場は平良港を結ぶフェリーが1日1便就航している。

 島内の集落にも近いことから、ダイビングや釣り、漁業を目的とした地元の小型船の利用が多い。水納島への連絡船の乗降場所としても活用されている。

 しかし、物揚場から乗り降りは干潮時に大きな段差が生じるため、安全性と利便性が求められていた。

 伊良皆村長は「浮き桟橋は船舶への乗り降り、物資の積み下ろしのほか、漁の成果である魚や海産物の荷上げを目的に設置された。常に水面から一定の高さを保持することができることから、マリンレジャーなどにおける船舶利用者や観光客の安全性が確保できる」と完成を喜んだ。

 テープカットは伊良皆村長、羽地隆憲副議長、谷修二郎県宮古土木事務所総務用地班長、大浜敏幸多良間漁船組合長が行った。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年12月10日(水)9:00
9:00

路線バスが週末無料に/市制施行20周年記念事業

13日スタート、8日間実施   市は9日、市制施行20周年記念として「宮古島生活バス路線利用促進事業」を実施すると発表した。同事業は島内を運行する路線バス7路線を週末など計8日間を無料とする。市役所で記者会見した市企画政策部の石川博幸部長は「この機会…

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!