12/14
2025
Sun
旧暦:10月25日 仏滅 丁 
政治・行政
2017年12月2日(土)8:55

巡視船「しぎら」初入港/宮古島海保

増強配備4番船


基地港の長山港に初入港する巡視船「しぎら」。写真右奥同型巡視船「しもじ」=1日午前11時すぎ、伊良部長山港

基地港の長山港に初入港する巡視船「しぎら」。写真右奥同型巡視船「しもじ」=1日午前11時すぎ、伊良部長山港

 宮古島海上保安部(久留利彦部長)に増強配属された規制能力強化型巡視船の4番船「しぎら」(200㌧、藤石浩二船長ら16人乗り組み)が1日午前11すぎ、久留部長らが出迎える中、伊良部長山港に初入港した。同部に配属される同型船としては4番船になる。

 「しぎら」は11月15日に就役し、慣熟航海などを終え11月30日午後6時ごろ、平良港第2埠頭(ふとう)に到着し、1日に基地港の長山港に入港した。「しぎら」の入港で、宮古島海上保安部に配属された巡視船艇は合わせて7隻になった。

 「しぎら」はこれまで配属されている同型船の「くりま」「しもじ」「おおがみ」などとともに、領海内で不法操業する外国漁船の取り締まりをする。

 久留部長は「しぎらの乗組員も、訓練と現場での経験を積んで国民、海洋で生活する皆さんが安心して、漁業などの経済活動ができるよう、しっかりと海上の治安を守る」と述べた。

 藤石船長は久留部長に入港報告を終え「同型船としては4番船になる。これまで配属された同型の巡視船同様、巡視船の能力をフルに発揮して、宮古島はもちろん、国民の皆さんの負託に応えられるような職務をする」と抱負を述べた。

 規制能力強化型巡視船は、遠隔放水銃、遠隔監視採証装置、停船命令等表示装置などを主要装備として、他船に接舷する際に、船体へのダメージを抑制する防舷物などが特徴。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年12月14日(日)9:00
9:00

新部長に野中さん選出/観光協青年部が臨時総会

宮古島観光協会青年部(西村貴宏部長)は13日、市内の飲食店で臨時総会を開催し、第代青年部長の選出を承認した。新部長には、たびのホテルlit宮古島支配人の野中泰斗さん(44)を選出した。

2025年12月10日(水)9:00
9:00

路線バスが週末無料に/市制施行20周年記念事業

13日スタート、8日間実施   市は9日、市制施行20周年記念として「宮古島生活バス路線利用促進事業」を実施すると発表した。同事業は島内を運行する路線バス7路線を週末など計8日間を無料とする。市役所で記者会見した市企画政策部の石川博幸部長は「この機会…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!