12/13
2025
Sat
旧暦:10月24日 先負 丙 
政治・行政
2018年11月24日(土)8:57

工事の遅れが拡大/伊良部小中一貫校

市教委「挽回できる」

 来年4月に開校予定の伊良部小中一貫校(愛称・結の橋学園)の校舎建設工事の遅れが取り戻せずにいる。9月末現在で計画より6%程度の遅れが、10月末現在では1ポイント拡大して、7%の遅れとなっている。22日に開かれた市教育委員会の定例会で明らかになった。下地信男教育部長は「11、12月でこれまでの遅れを挽回できると思う」と見解を示した。

 教育委員会によると、進捗(しんちょく)率は9月末時点で36%、10月末時点の45%となっている。遅れの要因について下地教育部長は「台風の影響もあり進捗状況は若干遅れている。労務人材の不足もあるが、沖縄本島から人を集めて対応している」と報告した。

 小中一貫校の工事については、地元の伊良部を中心に遅れを指摘する声があり、この日の定例会でも委員から進捗状況について質問があった。

 教育委員からは「建築工事が進まないと電気、水道の工事も遅れていく。両工事とも現場は非常に忙しいと聞いている。建築だけではなく、そちらにも気を配ってほしい」と述べた。

 現在、佐良浜中学校のグラウンドで進められている校舎建設事業は、2017年11月に着工した。工期は来年2月28日までで、開校までの1カ月間で引っ越し作業を済ませる予定。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年12月10日(水)9:00
9:00

路線バスが週末無料に/市制施行20周年記念事業

13日スタート、8日間実施   市は9日、市制施行20周年記念として「宮古島生活バス路線利用促進事業」を実施すると発表した。同事業は島内を運行する路線バス7路線を週末など計8日間を無料とする。市役所で記者会見した市企画政策部の石川博幸部長は「この機会…

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!