12/13
2025
Sat
旧暦:10月24日 先負 丙 
社会・全般
2020年4月7日(火)8:57

陸自700人配置が完了/宮古島駐屯地

佐藤司令「南西防衛の第一線」


約200人の隊員が編成完結式に参加した=5日、陸上自衛隊宮古島駐屯地

約200人の隊員が編成完結式に参加した=5日、陸上自衛隊宮古島駐屯地

 陸上自衛隊宮古島駐屯地(佐藤慎二司令)配置部隊の配置完了を記念した編成完結行事が5日、同駐屯地で行われた。同駐屯地の宮古警備隊をはじめ、すでに配置されている部隊の隊員約200人が参加。佐藤司令は「宮古島は南西防衛の第一線。われわれの配備は島しょを守り抜くというわが国の断固たる意志。宮古島駐屯地隊員一同が自らの使命を果たし任務の完遂を誓う。皆の活躍を期待する」と訓示した。

 同駐屯地にはこの日までに宮古警備隊(隊長・佐藤司令、約360人)、第7高射特科群(栗田昌彦群長、約180人)、第302地対艦ミサイル中隊(園村健之中隊長、60人)のほか、整備部隊やその他(会計等)で約700人の配置が完了した。

 最も人数の多い宮古警備隊は中距離多目的誘導弾や地上レーダー装置1型などを有する隊で第7高射特化群は03式地対空誘導弾システムを運用。第302地対艦ミサイル中隊は12式地対艦誘導弾を運用する。

 式典は新型コロナウイルスの感染拡大防止で、宮古島市も規模縮小での開催を要請しており、当初予定していた人数を大幅に縮小し自衛隊員のみ約200人で開催した。

 佐藤司令は「宮古島駐屯地および所在部隊は国家と地域の期待を強く受け止め、駐屯地部隊としての使命を果たすべく、能力向上に努めるとともに、地域の安定、充実に寄与するよう努めていかなければならない」と強調。「宮古島駐屯地の一員として職務を誠実に遂行し、それぞれの持ち場を守り抜いてもらいたい。地域の皆さんには引き続き駐屯地、駐屯部隊への理解と協力を頂きたい」と訓示した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年12月10日(水)9:00
9:00

路線バスが週末無料に/市制施行20周年記念事業

13日スタート、8日間実施   市は9日、市制施行20周年記念として「宮古島生活バス路線利用促進事業」を実施すると発表した。同事業は島内を運行する路線バス7路線を週末など計8日間を無料とする。市役所で記者会見した市企画政策部の石川博幸部長は「この機会…

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!