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社会・全般
2010年4月23日(金)13:08

宮古公共職業安定所長に着任した 比嘉 章さん(57歳)

就職のあっせんに意欲

比嘉 章さん(57歳)

比嘉 章さん(57歳)

 「一人でも多くの求職者を就職させるよう、職員一丸となって頑張る」と抱負。求職者と求人側の事業所に、ハローワークの積極的活用を呼び掛ける。
 宮古の雇用の現状については、公共工事が減り、厳しい一面があることを指摘。
 今後の雇用創出に向けては「観光が有望。宮古は人柄が温かく、美しい海など観光資源が多い」と可能性を示す。
 
 農業面では、世界に誇る地下ダムや広い畑の利用による発展(雇用拡大)を展望。「宮古のマンゴーは評価が高い。地下ダムの水を使った果樹や施設野菜は、これから伸びると思う」と話す。
 雇用のセーフティーネットでは、緊急人材育成支援事業の活用を勧める。無料で職業訓練が受けられ、訓練期間中の生活費(10万円~)を支給する。
 
 宮古は、大学のころに駅伝を走り、公務員の新規採用で初めて赴任した思い出深い所。今回、34年ぶりの宮古赴任となった。「道路が整備、拡張され素晴らしくなった」と印象を語る。
 当時の宮古職安は、米軍将校の元クラブハウスの建物で、その場所に現在の庁舎が建設された。「宮古の職員の皆さんにはお世話になり、勉強させてもらった」と感謝する。当時は、八重山へのパイン工が多かったという。
 
 比嘉 章(ひが・あきら) 
1953年生まれ。豊見城市出身。75年沖縄大学法学科卒業。76年宮古公共職業安定所採用。那覇公共職業安定所庶務課長、沖縄労働局地方雇用保険監察官、那覇公共職業安定所次長など歴任。2010年4月宮古公共職業安定所長。趣味はジョギングとスポーツ観戦(特に野球、駅伝、マラソン)。


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