12/14
2025
Sun
旧暦:10月25日 仏滅 丁 
社会・全般
2010年7月7日(水)17:11

七夕の夜、二つの星はデートする

この季節、夜空を仰ぐと、琴座のヴェーガ(織女)と鷲座のアルタイル(牽牛)、それに白鳥座のデネブの描く大きな三角形(夏の三角形)が見られる。天の川(銀河)は白鳥を浮かべ、相恋うる二つの星を隔てているが、伝説によると年に一度だけ七夕(もともとは陰暦の7月7日)の夜に二つの星はデートする 
 
▼ この星を祭る行事は昔からあって、万葉の歌によると、七夕の星の逢瀬を夜が明けるまで待っていたり、たらいに張った水に映して見ることもあったようである
 
▼逢えることは願いがかなうことだから、それにあやかるためだろうか。七夕には、短冊に願い事を書いて、それを笹(竹)の葉につるして飾る。♪「五色の短冊、私が書いた、お星様きらきら、空から見てる」
 
▼市内の幼稚園や小学校、図書館や博物館、ホテル等でも星祭の飾りがなされており、笹には願い事や希望、決意などが書かれた短冊がつるされている
 
▼「ピアノが上手になれますように」、「サッカーの選手になりたい」、「学校で楽しく過ごせますように」、「ママが魔法使いになれますように」(ひさこ)。中高校生が書いたと思われるものには「世界平和・感謝・誠実に生きる」(岡一同)、「いろんな良い出会いがありますように」(ようこ)、「世界中の猫が幸せでありますように」などがある。「宮古の海は最高、また来ます」(在名古屋)、「豆が花いでぃ揃い、露が花咲き揃い、博物館の花が咲き揃う」(館員一同)
 
▼すべての希望がかなえられますように、「星に願いを!」。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年12月14日(日)9:00
9:00

新部長に野中さん選出/観光協青年部が臨時総会

宮古島観光協会青年部(西村貴宏部長)は13日、市内の飲食店で臨時総会を開催し、第代青年部長の選出を承認した。新部長には、たびのホテルlit宮古島支配人の野中泰斗さん(44)を選出した。

2025年12月10日(水)9:00
9:00

路線バスが週末無料に/市制施行20周年記念事業

13日スタート、8日間実施   市は9日、市制施行20周年記念として「宮古島生活バス路線利用促進事業」を実施すると発表した。同事業は島内を運行する路線バス7路線を週末など計8日間を無料とする。市役所で記者会見した市企画政策部の石川博幸部長は「この機会…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!