04/25
2024
Thu
旧暦:3月17日 先勝 己 
社会・全般
2010年7月13日(火)16:18

飲酒運転の根絶訴え/宮古地区大会

高校生らが参加した出発式=12日、宮古事務所

高校生らが参加した出発式=12日、宮古事務所

夏の交通安全スタート/市長、路上寝一掃に決意
 「『こないだろう』それがあぶない『きてるかも』をスローガンに掲げた夏の交通安全県民運動(12~21日)が12から始まり、宮古地区大会(主催・県宮古事務所)が県宮古合同庁舎で開かれた。高校生や企業関係者など約170人が参加。

交通事故ゼロ・飲酒運転根絶などを訴えた。宮古島市・多良間村を代表して下地敏彦市長は「酒を飲んで酔っぱらって路上で寝る『路上寝』はしないで、家へ帰ろう。酒を飲んだら絶対に車を運転しないで、タクシーで帰ろう」と決意表明した。伊良部でも同日午後6時から運動出発式、街頭パレードが実施された。
 
 運動は、広く県民に交通安全思想の普及・浸透を図り、交通ルールの順守と正しい交通マナーの実践を習慣付けることで、交通事故を防止するのが目的。

 
 期間中の重点目標は▽高齢者の交通事故防止▽飲酒運転の根絶▽二輪車の交通事故防止▽沖縄自動車道の無料化社会実験に伴う交通事故防止。

 
 主催者を代表して黒島模範所長があいさつし「交通ルールと交通マナーを守り、相手を思いやる優しい心で、安全で快適な交通社会の実現に協力してください」と述べた。

 
 来賓で出席した宮古島署の島袋令署長が「宮古管内の飲酒運転は、既に昨年の60件の検挙数を超え非常に厳しい状況。飲酒運転根絶と交通マナーアップなどを目指して交通取り締まりの強化を図る」と強調した。

 
 宮古島地区交通安全協会の宮里敏男会長は「出発式を契機に飲酒運転根絶を合言葉に、宮古島から飲酒運転を無くそう」と呼び掛けた。
 
 次いで県交通事故相談所の謝花善子相談員が「交通事故の重さを伝えたい~交通事故相談の現場から~」と題して講話した。
 この後、参加者らは、この日から開催された夏の交通安全パネル展を見学。交通事故の恐ろしさを改めて認識した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月21日(日)8:54
8:54

「宮古横丁」がプレオープン/観光スポットに期待

ホテルアートアベニュー 平良西里にあるホテルアートアベニュー(旧ホテル共和別館)の1階に、タイ料理など7店舗が入る「宮古横丁」が19日、プレオープンした。経済団体や観光団体など関係者らが盛大に開業を祝った。

2024年4月17日(水)8:58
8:58

専用ターミナルが完成/ビジネスジェット

CIQ施設も設置/下地島空港   三菱地所は、県が推進する下地島空港および周辺用地の利活用事業の一環として「下地島空港における国際線等旅客施設整備・運営およびプライベート機受け入れ事業」の一つとして、下地島空港周辺にビジネスジェット専用施設「みやこ下…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!