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産業・経済 社会・全般
2010年9月10日(金)3:49

害虫が大量発生/多良間

トラックにタンクを積んだ農家が訪れ農薬を受け取った=9日、多良間村
トラックにタンクを積んだ農家が訪れ農薬を受け取った=9日、多良間村

牧草食い荒らす/ヨトウガの幼虫か
【多良間】多良間村で牛に与える草地の草を食い荒らす虫が大量発生し9日、一斉防除が始まった。11日までの予定。虫はヨトウガの幼虫とみられるという。村役場の村づくり課によると、草の葉がほとんどなくなった草地もあり、一部サトウキビ畑でも見られる。一斉防除は、草地やサトウキビ畑など島全体を対象に行い、撲滅を目指す。
    
村、一斉防除に乗り出す
 発生は8月中旬ごろ農家から連絡があり確認された。村はこの時農薬を散布し、1週間ほど虫は見えなくなった。しかし3日、別の農家から連絡を受けて調査したところ、ほぼ全域に広がっていた。
 村は防除対策として、農薬の購入費300万円を補正。農薬の到着を待ってこの日、一斉防除となった。
 
 防除は午後から仲筋のため池で始まり、トラックにタンクを積んだ農家が次々と到着。水に溶かした農薬を積み、畑に向かった。
 
 �歳の男性は「2日間自主防除したら、虫がほとんどいなくなった。きょう行えば撲滅できるのでは」と期待した。
 
 虫は現在、草丈の低い草地の8割以上で見られる。村づくり課は「冬場に向けた草の確保が心配される。不足すれば、島外から購入するしかなく、生産コストがかさむ」と今後を懸念。過去にバッタの大量発生はあったが、虫は記憶にないという。
 
 多良間で発生している虫は、イネ科の植物を好むとされ、同じイネ科のサトウキビへの被害拡大も懸念されている。


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