宮古の植物でレイづくり/大谷氏がワークショップ
センネンボクなどで挑戦
ハワイの装飾品でフラダンスの必需品でもあるレイの作り方を学ぶレイメイキングのワークショップが23日、市内のイベントホールで開かれた。東京を中心に全国で活動しているフラワーアーティストでレイメーカーの大谷幸生氏を講師に迎え、宮古島に自生している植物を使ってのレイづくりが行われた。
宮古での開催は今回が3回目となる大谷氏のワークショップ。主催者で、宮古のフラチームに所属している平間直美さんが、那覇で開かれた大谷氏の教室に参加したことをきっかけに宮古開催を依頼し、実現した。平間さんは「フラに欠かせないレイを、宮古にある植物を使って自分たちで作ってみたいと思っている人は多くいて、教えてくれる人がいれば来てほしいと思っていた」と振り返る。
今回のワークショップには、同日夜に開催されるフラ発表会に参加するフラチームのメンバーら約20人が参加。宮古に自生するセンネンボクなどを使ったレイづくりに挑戦した。参加者たちは大谷氏の指導に従いレイを編み上げていった。
大谷氏は「宮古では東京と全く異なる南国ならではの色合いのレイを作ることができる。自分たちで作ったレイを身に着けたりプレゼントしたりすると気持ちが豊かになるし、それが宮古ならではの文化になれるのではないかと思う」と語った。