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政治・行政 社会・全般
2010年11月7日(日)9:00

特定健診受診を呼び掛け/国保がんじゅう講演会

健康長寿テーマにシンポ/体験談や健康の秘訣発表

長寿県復活に向け、特定健診の積極的な受診と国民健康保険制度への理解を呼び掛けた講演会=6日、マティダ市民劇場

長寿県復活に向け、特定健診の積極的な受診と国民健康保険制度への理解を呼び掛けた講演会=6日、マティダ市民劇場

 「第4回国保がんじゅう講演会」(主催・県国保事業安定化推進運動実行委員会)が6日、マティダ市民劇場で開催された。基調講演やシンポジウム、健康講話などが行われ定期的な検診による健康チェックのほか、長寿県復活に向けた意識の高揚を訴えた。また特定健診の積極的な受診と国民健康保険制度に対する理解と協力を呼び掛けた。


 主催者あいさつで同委員会会長の上原真理子県福祉保健部国保・健康増進課長は「今回の講演会が健康管理に対する意識を高めるとともに、国民健康保険制度をより一層理解する機会になることを期待している」と述べた。

 開催地を代表して、下地敏彦市長(代読)が「市においては特定健診・特定保健指導の実施、がん検診の実施などさまざまな活動を実施して健康増進と医療費の適正化を推進している。今講演会が実り多いものとなることを期待している」とあいさつした。

 また市の下地昭雄国民健康保険課長と多良間村の末永明彦住民福祉保健師がそれぞれの地域における課題や取り組みを発表した。
 元教諭の奥濱実さんは「健康でいることの素晴らしさ」と題した体験談を発表。健康に対する積極的な姿勢に会場から大きな拍手が送られた。

 「さぁー復活だ!健康長寿の島沖縄」をテーマにしたシンポジウムでは、長濱政治副市長、医師の竹井太さん、タレントの魅川憲一郎さんをパネリストに迎えてそれぞれの立場から意見を交換し合った。今後の国民健康保険制度のあり方や多良間における医療の充実に向けて電波を活用した医療が提案され、それに伴うインフラの早期整備を求めた。

 そのほか今年度のキャッチフレーズ入賞者に対する表彰式も行われ、最優秀賞の仲与根正太さん(竹富町)と優秀賞の下地茜さん(宮古島市)、石垣絵麻さん(竹富町)に賞状と記念品が贈呈された。
 最後は魅川さんが「私の健康の秘けつ教えるわよ!」と題した健康講話を行い、会場は大きな笑い声が響いた。

 主催者では11月を国保事業安定化推進運動月間と定め、毎年県内一丸となって各種取り組みを実施している。「国保がんじゅう講演会」は2007年度から各地区国保協議会において開催しており、今回は宮古島での実施となった。




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