12/05
2025
Fri
旧暦:10月16日 先勝 戊 
教育・文化 社会・全般
2010年12月8日(水)9:00

比嘉悠さん(佐良浜中3年)が最優秀賞/中学生人権作文コン県大会

宮古地区受賞者を表彰


人権作文コンテストで入賞した生徒たち。最優秀賞の比嘉さんは前列右から3人目=7日、那覇地方法務局宮古島支局

人権作文コンテストで入賞した生徒たち。最優秀賞の比嘉さんは前列右から3人目=7日、那覇地方法務局宮古島支局

 第30回全国中学生人権作文コンテスト沖縄県大会で、佐良浜中3年の比嘉悠さんが最優秀賞を受賞した。7日午後、那覇地方法務局宮古島支局で表彰伝達式が行われ、比嘉さんのほか奨励賞や協議会長賞など9人の受賞者に賞状が贈られた。


 「『幸せ』になるために」と題した作文で最優秀賞を受賞した比嘉さんは、幼児虐待を取り上げて人権問題を考えた。人と人がかかわり合い、助け合う気持ちの大切さを説きながら「人は一人では生きていけない。必要とされれば助けたい、力になりたいという人が必ずいる」とした。

 まとめでは「一人ではないからこそ人権が必要。必要なときは助けの力を求め、できるようになればお返しをすることで人権は守り育てられすべての人が幸せになれる」と助け合いの精神を訴えた。

 表彰伝達式で中村正治支局長は「皆さんの作文を読んで、身近な人に大事な一言が言えるかどうか、自分の思いをうまく伝えられるかどうか、大事な話をできる人が側にいるかどうか、私自身が考えさせられた。受賞を機にこれからも基本的人権を学び、人権感覚豊かな大人に成長してほしい」と激励した。

 人権作文コンテスト県大会には141校から6797点の応募があった。宮古地区の応募数は14校191点。

 結果は次の通り。

 【全国中学生人権作文コンテスト沖縄県大会】最優秀賞=比嘉悠(佐良浜3年)▽奨励賞=友利安唯希(福嶺3年)中島零(池間3年)温井彩夏(久松3年)真栄城樹(同)

 【宮古島人権擁護委員協議会長賞】砂川妙華(砂川3年)川満一平(下地1年)根間裕太(平良3年)島尻結佳(平良1年)山崎杏花(北3年)


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!