05/16
2025
Fri
旧暦:4月19日 仏滅 乙 
産業・経済 社会・全般
2010年12月11日(土)9:00

高収益野菜の導入に成功/群馬県赤城西麓営農推進協

地域一体の営農推進を紹介


農家や農業関係者らが参加した講演会=10日、県宮古合同庁舎

農家や農業関係者らが参加した講演会=10日、県宮古合同庁舎

 県宮古農林水産振興センター(砂川正幸所長)主催の水利用講演会が日、県宮古合同庁舎で開かれた。群馬県赤城西麓用水営農推進協議会の事務局を務める加藤厚徳氏が、地域一体となって高収益作物の導入を推進している活動を紹介。ホテルゆがふいんおきなわの川上明登総料理長は、沖縄本島北部羽地大川地区における地産地消の取り組みを紹介した。


 赤城西麓営農推進協議会は県や市村、JA、土地改良区を構成員に1992年設立した。事務局は、改良区に置く。

 活動では特に、収益性の高い作物の普及に力を入れている。

 ミニパプリカと大玉パプリカの普及に向けては、実証展示圃を設置し、反収300万円などの実績をアピールした。10㌃(農家数3戸)で始まったミニパプリカは、現在120㌃(24戸)に拡大した。

 「パプリカの国内需要はかなりある」と有望性を強調。市場取引に持っていくためには、一定量の確保が必要とし、そのためには沖縄から本土までの産地リレーが有効との考えを示した。

 食の安全・安心については産地情報を入力したQRコードの利用や、害虫の天敵導入事例を紹介した。天敵を導入したハウスでは、農薬使用を大幅に減らせたという。

 川上氏は沖縄本島の農作物が集積する朝市や、地元材料を使ったホテルの料理などを紹介した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年5月15日(木)9:00
9:00

ガイドライン認証制度推進/サスティナブルツーリズム連絡会

持続可能な島・観光と環境の両立のためのガイドライン周知・運用などに取り組む、宮古島サスティナブルツーリズム連絡会の2025年度第1回連絡会が14日、宮古島ICT交流センター(旧下地庁舎)で行われた。関係団体の代表者が今年度上半期などの取り組みについて意見交換し…

2025年5月14日(水)9:00
9:00

「魅力的観光地の地位確立」

入域観光客数過去最高で見解/市長定例会見   嘉数登市長は13日、市役所で定例記者会見を開き、2024年度入域観光客数(推計値)が119万3000人となり、過去最高を更新(既報)したことを踏まえ「本市が国内外から注目される魅力的な観光地として地位を確…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!